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洋楽&映画メモランダム

感動!心に響いた!動物映画・海外ドキュメント【ベスト6】(most touched animal movie ranking)

2020年3月18日

動物ものの映画やドキュメントのまとめレビューです。

これまで見てきて「これは良かった!」と心に響いた作品のベストランキングを紹介していきます。

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感動の動物映画・ドキュメント【ベスト6】

1位:ライオンのクリスチャン

10年ほど前にケーブルテレビのアニマルプラネットで試聴して感動した海外ドキュメントです。

1970年代初頭にイギリスで実際に遭った話で、当時イギリスの有名デパート「ハロッズ」では野生の動物が普通に売られていました。

二人のオーストラリア人の若者がたまたま見つけたライオンの子供を不憫に思い、購入して自宅に連れて帰ったことから話は始まります。

二人は子ライオンをクリスチャンと名付けて、一緒に暮らすことになりました。

ライオンとはいえまだ子供なので、一緒に生活するうちに、たちまち人間に慣れて二人と仲良くっていきます。

まるで猫のように二人にじゃれたり、公園でボールを使って遊んだりと、見ているだけでほのぼのしてくる映像に釘付けになりました。

時には二人の恋人や友人の家に遊びに連れて行ったり、郊外の別荘で皆で仲良く過ごしたりと、家族の一員のような関係がしばらく続きました。

しかし問題はクリスチャンがライオンの子供で、日に日に体が大きくなっていくということ。

エサの問題やクリスチャンが都会の生活に馴染まなくなることを心配した二人は悩んだ末、アフリカの大地に返すことを決めるのです。

伝手を辿ってアフリカにクリスチャンを連れて行った二人は、現地に住む知り合いの自然保護活動家に後を託して帰国します。

そして1年後、再びアフリカの大地を訪ねた二人はクリスチャンに再会します。

立派な雄ライオンに成長したクリスチャンは二人を見ると、昔のように二人に近づいてじゃれあう仕草を見せたのです。

かつてアパートで一緒に暮らしたときのように、2人とクリスチャンは時を忘れて遊ぶのでした。

このシーンは当時の映像がしっかり残っていて、人間と野生の雄ライオンが仲良く過ごす情景が生き生きと映し出されていて、この場面にひどく感動してしまいました。

たとえもともとは人に育てられていたとしても、野生に返って本来のライオンの本能を取り戻した動物が、昔を思い出して人間と遊ぶのですから・・

二人はそれから数か月後に再びクリスチャンのもとを訪ねますが、今度はもはや二人には懐かなくなっていました。

クリスチャンは本来の野生の自分を取り戻していたのです。

それでも二人はクリスチャンが大好きでした。

この映像は当時ドキュメント化されて話題になったらしいですが、それから30数年後の2006年にカリフォルニアの女子大生がyoutubeにアップしたことで再び脚光を浴びることになりました。

それがこの時に見た放送というわけです。

番組では年をとった二人が出演していて当時の思い出を語っていました。

アフリカの大地で2人とクリスチャンが仲良く過ごす姿を見て、まさに奇跡だと思いました。

かつてアパートであどけない顔をしてぬいぐるみやテレビにじゃれていた子ライオンが、すっかり成長して立派なたてがみを持った猛獣の姿になっても、その心はいつまでも昔のことを忘れていないのだと・・・

そして再び訊ねた時に二人から距離を置いていたことは、少しの悲しみと同時にクリスチャンにとっての幸せはそうあるべきなのだなと感じさせられました。

クリスチャンはもうこの世にいないでしょうが、彼の子孫は今でもアフリカの大地を駆け巡っているのかもしれません。

かの地がいつまでも野生動物の王国であり続けることを、この番組を見終わったときに強く願いました。

動物好きならば、ぜひ一度は見て欲しい作品です。

>>「ライオンのクリスチャン」鑑賞レビューをみる

2位「きつねと私の12か月」

2007年のフランス映画です。

「皇帝ペンギン」のリュック・ジャケ監督作品で、フランスでは公開後に240万人の動員を記録する大ヒットになっています。

フランスの田舎に住む少女がひょんなことから野生のきつねと出会い、心の交流を深めていくストーリー。

そのまま最後まで順調に交流を続けていくのかと思いきや、途中で少女が心変わりをしたところで物語は急転直下します。

自分に慣れてきたキツネを飼いたいと思うようになった少女が、キツネがいつものように部屋に来て遊んでいたときに、窓を閉めて逃がさないようにしたのです。

ここまで自分に慣れているのだから、きっと逃げずに一緒に暮らしてくれるはずだと。

しかしキツネはパニックに陥り、部屋中を駆け巡って暴れだしたのです。

呆然とする少女を横目にキツネ窓を破って下に落ち、傷ついてしまいました。

少女は家の下で倒れてぐったりしているキツネの体から首輪を外し(これも少し前に無理やりつけて暴れられた)、「もう嫌なことはしないよ」といって森の中に放したのです。

傷つきながら子ぎつねと一緒に森の中に返っていったキツネは、それからは少女のもとに来ることはなくなりました。

一度森の中で見かけた時も、キツネは少女に近づくことなく去って行ったのです。

少女はこのときに悟りました。

「好き」と「所有すること」とは違うのだというこということを・・・

映画のキャッチフレーズで「大好きだから、さようなら」というのは、すごく良くこの映画を表現している言葉だなと思いました。

好きな動物に対して人間が抱きがちな「ずっと一緒にいたい」という思い。

人間に慣らされた動物ならきっと家族の一員、人生の友として寄り添ってくれるのかもしれません。

しかし野生動物は住む世界が違ったのです。

少女は学んだことは単に「野生動物との距離感」だけではないでしょう。

そこには「生き物への敬意」も含まれていたと思います。

映画で少女が大人になって自分の子供にこの話を聞かせるのと同様に、ぜひお子さんがいる方はこの映画を見せてあげて欲しい。

生き物への敬意や優しさを育ませてあげて欲しいなと思います。

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>>「きつねと私の12か月」鑑賞レビュー(記事後半)

3位「狩人と犬、最後の旅」

2006年のフランス映画です。

劇場鑑賞しました。

ロッキー山脈で狩人として生活をしてきたノーマンの山の生活を淡々と描いた作品です。

驚きなのは、主人公のノーマンが実在の狩人で、本人がそのまま映画の主人公として出演しているということです。

自身が冒険家でもある監督のニコラス・ヴァ二エがノーマンの生き様にほれ込み、自身の経験を生かして迫真の自然世界を描いた映画になっています。

ストーリーは山で長年狩人をしてきたノーマンが、犬そりの相棒だった犬を亡くしてしまい、新しい犬を探して仲間に加えるところで始まります。

最初は慣れない様子でしたが、次第に他の犬との連携にも馴染んできて立派なそりの一員に成長していきます。

一方でそれまで暮らしてきた山が開発の対象になり、今までのようにここでは狩りは難しくなると判断し、今季限りで引退することを決めます。

妻と一緒に最後の山小屋づくりをして、再び犬たちと狩りに向かうノーマン。

しかしその眼はまだ山への思いに満ちていたのでした・・・・

映画は非常に淡々と、そして美しくも厳しい山の生活を描いていきます。

序盤は氷の張った川を渡る犬ぞりのシーン(一部が割れて犬が落ちてしまう危機一髪な場面もあった)、ハスキー犬が成長していくほのぼのとした描写、雪と針葉樹の美しい風景の対比・・

開発で住みにくくなったとはいえ、他の映画のように開発業者がノーマンたちを無理やり立ち退かせるような演出もなく、ただ「もうここでは無理かなあ」としみじみ妻に語るだけの、シンプルでそのままの映像です。

そしてないよりも印象的だったのはノーマンの「狩り」に対する哲学。

狩りをしていて動物が可哀そうにならないの?という問いに「哀れみは感じない。ただ感謝をするだけ」とシンプルに答えます。

哀れみは自分よりも下にいるものに感じるもので、あくまで山ではノーマンは動物たちと対等だということ。

知力の限りを尽くして得た獲物は、お互いの駆け引きの結果にすぎず、逆に言えば自分も同じ運命に辿ることもあり得るということなのです。

ノーマンはこうも語っています。

「人間には自然界の調和を保つ義務がある」と。

獲物を捕るのは自分たちの食料のためだけでなく、増えすぎて他の動物にとって害になったり、環境を破壊してしまうことにならないよう、観察して見定めて狩りをするということ。

そしてそれができるのは動物に比べて圧倒的な知力をもった人間だけということ。

それが人間に与えられた責務だというのです。

このあたりのノーマンの言葉は本当に心に響きました。

作品全体に流れる自然への敬意の念、動物と人間との調和の精神が、美しくも荒々しいロッキー山脈の広大な光景と、ノーマンと犬たちとの特別な関係に表れているなとしみじみ感じましたね。

動物や自然に対する人間の生き方の有り様について真実を得ている作品だと思います。

動物・自然好きな人には、ぜひとも見てもらいたいと思います。

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>>「狩人と犬、最後の旅」鑑賞レビュー

4位:ボブという名の猫

2017年のイギリス映画です。

劇場鑑賞しました。

実話を基にしたストーリーで、後半には主人公のモデルになった本人が出てきます。

売れないミュージシャンで麻薬中毒のジェームスがその日暮らしの生活の中で、偶然に茶虎の猫と出会います。

何度も見かけるうちに、慣れて部屋の中まで入ってくるようになった猫。

飼われていた風ですが、周りに飼い主らしい人間はどこにもいません。

ある日、庭で傷ついて倒れているところを見かけたジェームズはなけなしの金をはたいて猫を病院に連れて行ったのでした。

そこから猫はボブと名付けられ、ジェームスとの生活を始めます。

ストリートミュージシャンだった彼はボブを肩に載せて歌っているうちに人気が出て、その様子がyoutubeに取り上げられて話題の人になりました。

そして書籍まで出版することになるのです。

と、ここまで書けば、ごく普通の猫に助けてもらったラッキーな若者の物語になります。

でも実際の映画の内容は(本当の人生ストーリーですが)、もっと複雑で一筋縄ではいかない要因が重なっていました。

何よりもジェームスは家族から見捨てられた存在で、継母からは嫌われ、実の父親にも疎ましがられてきたのです。

そのことが苦で家を出てミュージシャンになり、ホームレスに近い生活をしながた今まで生きていたのでした。

でも彼の素晴らしいところは、たとえそんな状況でも人に優しく、同じ麻薬中毒になった仲間も見捨てようとしなかったこと。

そして迷い込んできた猫を追い出さずに一緒にいたこと(なけなしの金で動物病院代を払ったことも)

レビュー記事でも書きましたが、そんな心根の優しさを猫も感じ取り、ずっとジェームスと一緒にいることを選んだのでしょう。

ストリートで歌うジェームスの肩に乗っている猫の姿は実際のyoutubeでも見ることが出来て、本当にすごいなと思いました。

人間と猫の信頼関係がすごく深いということも、二人の様子を見ていても分かります。

ジェームスと猫の手助けをする彼女の存在も心優しい登場人物の一員に加えられます。

最後には縁遠かった父親とも心を通わせることができ、家族としてのつながりを取り戻します(父親もジェームスとどう接して良いのかずっと分からなかった)

驚いたのが、映画に出ている猫は本当のジェームスの猫であるボブで、まるで人間のようにしっかり演技が自然に出来ているところでした。

本当に賢く優しい猫なんだなあと思います。

ジェームス本人は著作でこう語っています。

「ボブは僕より早くこの世からいなくなる。必ずその日はきます。それまで一緒にいる時間を大切にしたい」

どうか少しでも長くボブがジェームスのそばにいられるよう願っています。

>>「ボブという名の猫」鑑賞レビュー

5位「僕のワンダフルライフ」

2017年のアメリカ映画です。

犬が生まれ変わって最後に元の飼い主のところに戻るという話に心惹かれて、劇場鑑賞に行きました。

主人公の犬は1度目は生後数か月で殺処分され、2度目の生まれ変わりで人間の主人公の少年イーサンの家に引き取られます。

少年時代のイーサンは犬をベイリーと名付け、いつも楽しくベイリーと遊んでいたのでした。

しかし家族内のゴタゴタで父親が家を出てしまったこと、高校のアメリカンフットボールのスターになっていたイーサンが自宅火事の際に足を怪我してアメフト選手の声明を絶たれてしまったことなど。

そのことが原因でイーサンは自暴自棄になってしまい、それまで付き合っていた彼女ハンナとも別れ、祖父母の家に引きこもります。

その後、なんとか農業学校に進学が決まり、イーサンは故郷を後にすることになりました。

そして愛犬だったベイリーが体調を崩したことを知って故郷に戻り、その最後を看取ることなります。

ベイリーは色々な犬に転生しながら、3度の犬ライフを経験していきます。

警察犬として任務を全うした犬ライフ、家族に愛されて寿命を終えた犬ライフ、最後はもらわれていった家で虐待(ネグレクト)を受けてしまい、最後は捨てられてうという哀しさ。

そこから向かった先がある農場です。

それがイーサンの住む家だったのです。

イーサンはすでに50代になっていて、まだ独身のままでした。

数度の犬ライフを経て姿が変わっていたベイリーに気づくことなく、さまよってきた犬を飼い犬として迎え入れます。

その後、農場でベイリーと遊ぶうちに、子供の頃によくベイリーとやっていた仕草や遊び方とそっくりなことに気づき「あれ?お前は・・」と不思議に思い始めます。

そして試しに「ボス!」とかつて子供の頃に呼んでいたベイリーのニックネームと、背中をジャンプして円盤を取りに行く遊びをしたところ、死んだはずのベイリーと同じ反応をしたのでした。

「お前はベイリーだったのか!」

その後、ベイリーはかつてイーサンの恋人だったハンナとイーサンを引き合わせる恋のキューピットの役割を演じることになります。

劇中では犬のベイリーが転生するたびに人間の声で、自分の運命の行く末をつぶやいている態で進んでいきます。

そのあたりが以下にもアメリカ映画っぽくて、不慮の死や虐待を受けるというシーンも比較的に淡々と流すことができていたと思います。

この手の動物映画で飼い主が変わるパターンは、嫌な人間が出てきて嫌な仕打ちをすることが多い印象がありますが、それがあったのは最後の転生でイーサンの家に行くきっかけとなったネグレクト&捨て犬のシーンだけ。

この飼い主は貧乏若者白人風の女性が譲渡犬の会でベイリーを譲り受け、可愛がろうと家に連れて帰るのですが、一緒に住んでいた彼氏が悪い奴で、庭でベイリーを鎖につないだまま、ずっと散歩も連れて行かずに放置しているのです。

このシーンは本当に見ているだけで頭にきて「お前はそのへんのジャンキーに銃で頭を撃ち抜かれて地獄に落ちてしまえ!」と罵ってしまったほど(もちろん心の中で)

挙句の果てに車の荷台放り込んで街のどこかに捨ててくるのですから、まあ本当に最低の奴でしたね(しかも首輪をつけたままで)

幸いイーサンの家にたどり着くことが出来て、ようやく昔の一番幸せだったあの頃に帰ることができたということ。

イーサンが「ボス!」といって昔のようにベイリーと遊ぶシーンは見ていて涙が出てきましたね。

そんなイーサンの成人役はデニス・クエイド。

素朴で口下手なファーマー(農家)の役柄が本当にぴったりハマっていました。

数十年ぶりに縁を取り戻したかつての彼女とイーサン、ベイリーの幸せな生活も見てみたいと思いましたね。

続編も出ているようですが、もしそのあたりが描かれているなら、ぜひ鑑賞したいと思っています。

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6位「野生の呼び声」

2020年公開のアメリカ映画です。

つい先日、劇場鑑賞しました(新型コロナウイルスの影響で席はガラガラでした)

別の映画の予告でこの作品が紹介されていて、ハリソン・フォードが主演ということ、犬との出会いで冒険を繰り広げるという内容に心惹かれて観に行った感じです。

ストーリーは、18世紀のアメリカの話。

カリフォルニアで検事の飼い犬として幸せに暮らしていた大型犬バックが、犬さらいに誘拐されて、カナダの準ユーコン州の町に犬ぞりの犬として売られることになります。

最初に買われた郵便配達夫の犬ぞりチームでは、慣れないながらも次第に頭角を現していき、ついにはリーダー犬との争いに勝って群れのトップとして君臨するようになります。

その後、電報の発達により、犬ぞりチームは解散し、再び誰かに買われることを待つことになります。

次に買われたのは別の郵便配達夫。

犬を酷使して扱う男でしたが、渡ると危険な川を前にしても「渡れ!この馬鹿ども!」とムチを振り上げる有様でした。

ちょうどそのときに男の前に現れたのが、ハリソン・フォード演じるソーントンです。

バックがユーコンに着いたときに一度出会ったことがありましたが、ソーントンはこの町に住んでいたのでした。

「危険だ。犬を休ませろ」

ソーントンは男に警告を発します。

しかし男は聞かず、倒れ込んだバックだけを放り出して、そのまま犬ぞりを強行していくのでした。

取り残されたバックをソーントンは自分の小屋に連れていき、寝台に寝かせて休ませます。

ソーントンは経験豊富な山の男で、自分の子供を亡くし、妻とも別れて山で引きこもっていたのでした。

心に傷を負っていたソーントンは、やがてバックとの生活で少しづつ心の平穏を取り戻していきます。

そしてかつて自分の子供が行ってみたいと願っていた伝説の山の向こうの地に、バックを引き連れて向かうことにします。

数々の道を越えてたどり着いた地は金の採掘師が小屋を建てて暮らしていた緑豊かな場所でした。

小屋の近くを流れる川では無数の金が取れ、そのいくつかを持って帰り、余生を過ごそうとソーントンは考えます。

一方のバックは山で遊ぶうちにオオカミの群れと出会います。

その中の美しい一匹の雌オオカミに心惹かれたバックは、毎日群れと一緒にの山を駆け巡ることになるのでした。

そんなバックの心変わりを感じ取ったソーントンは、バックがもはや文明社会に馴染まないことを悟り、彼をおいて自分だけ街に帰ることに決めるのです。

すでに心通わせる仲になっていたソーントンとバックは、そのことを言葉と仕草で伝え合い、了解するのです。

そんなソーントンが住む小屋に危険が迫っていました。

例の郵便配達夫がソーントンが金の採掘場所を知っていて隠していると思い、ずっと後を追っていたのです。

ソーントンの運命は?

そしてバックのその後は如何に?

映画はまだ公開されたばかりなので(2020年3月18日現在)、あらすじの紹介はここまでにしておきます。

この映画は鑑賞前はかなり期待して見たのですが、実際にはちょっとがっかりさせられたところがあります。

それは犬が全てCG映像だということ。

かなりリアルに描写されているのですが、動きや表情は完全にコンピューター加工を施した映像そのままです。

ちゃんとした犬を配役していれば、映画の内容からみるとかなり感動的になるとは思いますが、原作で描かれた犬の描写を行うには、本当の犬を使うとかなり危険が伴うことが予想されます。

動物愛護の観点からも映画の撮影で犬に危険にさらすことは許されないでしょう。

このへんはちょっと残念ですけどね。

あと「うむむ・・」と思ったのが、ハリソン・フォード演じるソーントンが本格的に出てくるまで半分くらいの時間が過ぎているということでした。

冒頭はむしろ最初に出てきた郵便配達夫のアフリカ系黒人の男性と相棒の女性と犬たちとの絡みがメインで、このまま彼らの話で終わってしまうのではないかと思わされるほど、中盤までのハリソン・フォード抜きの映像はちょっとキツかったです。

映画の主人公はあくまで犬のバックで、原作でもバックが数々の試練を受けながら成長し、最後はオオカミのメスと一緒になって群れを率いる伝説の犬になるという設定ですから、ハリソンフォードがうんぬんはあくまでこちらの勝手な期待ということになってしまうのかもしれませんね。

CGによる大げさな顔の動きや動作は抜きにして、バックと他の犬との交流や、謎の山の主のようなオオカミ風の存在に導かれていく姿、バックがいずれ野生の中に自分の生き様を見出していく様子は、見ていて気持ちのよいものでした。

亡くなってしまうソーントンのそばで最後まで寄り添うシーンや、群れに合流して野生の世界に完全に入ってしまう前に、かつてソーントンと暮らした小屋の後を見つめるシーンは、かなり胸にグッときましたね。

ハリソン・フォードはとてもいい味を出していました。

いい感じの枯れ具合というのでしょうか、70を越えた年相応な老いぼれぶりがすごく良くて、それがまたバックの若々しさと対照的に描かれていて、2者が時間を共にするシーンはどれも胸にスーッと入ってくる感じでした。

スターウォーズの若い頃とは全く違った「悩める賢者」的な雰囲気が良かったですね。

大自然の美しさや人と犬との触れ合い、そして旅立ちは、忘れていた何かをきっと思い出させてくれると思います。

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まとめ

心に響いた動物映画・ドキュメント6選を紹介しました。

月日を経てなお、心に残る思い出を残してくれるのが、こういった自然や動物とのやりとりを描いた作品です。

それはきっと人間がかつて彼らと同じようにこの地上で生活していたころの古い記憶が、脳や心のどこかに息づいているからだと信じています。

いつの日か、彼らと我々が本当の意味で共存できる世界が来ることを心から願っています。

The most touched animal movies best 6. Hope you have the same touching moment when you see those.

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講談社
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