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ゾンビ映画おすすめランキング6作品

2020年4月7日

ゾンビ映画のベスト5ランキングです。

子供の頃からハマってきていたゾンビムービーを感想を交えながら紹介していきます。

スローなゾンビからスピーディーなゾンビ、笑わせてくれるゾンビ、泣けるゾンビでストレス解消だ!

ゾンビ映画おすすめ6点

1位:ゾンビ(DAWN OF THE DEAD)

1978年の作品です。

監督はゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ。

もはやゾンビ映画の金字塔といっても言い過ぎではないほど、後のゾンビ映画のスタンダードになった名作です。

ロメロ監督のゾンビ映画デビューは前作(ナイト・オブ・ザ・リビングデッド)からですが、白黒映像だった前作と比べてカラー作品でより映像にリアルさが増しています。

映画は冒頭からゾンビが人間社会で暴れまわっているところから始まります。

なぜゾンビが発生したのか?ということは謎のままで、劇中のテレビでは「地獄の門が開いた」と宗教指導者が嘆いている場面もあったりしてカオスです。

テレビレポーターのヒロインが恋人や警察官と逃げた先のショッピングモールで「ゾンビ対人間」「人間対人間」の欲をかけた戦いが開始です。

「このショッピングモールにあるものは俺たちのモノ!ゾンビだろうが人間だろうが、手は出させはしねえ!」とばかりに、主人公の一団が外部の侵入者を銃片手に追い払う世紀末的な描写がマンガ「北斗の拳」の世界観を感じさせてくれました。

またゾンビの動きはけっこうゆっくりなんですが、人間が怪我をしたりして動きが取れなくなった時に襲ってくるから始末が追えません。

こちら側が元気なときはゾンビ相手に遊んだりする余裕があるのですが(扉をシャットアウトして外部のゾンビの侵入を防いだ後に中に残っているゾンビをからかっていた)、怪我をしたり不意を突かれたときに一気に詰められるのでこれが怖い。

足をくじいた警官(SWAT隊員)が廊下の天井に上ろうとしているときも、下からゾンビに噛まれたときのシーンもそうでしたね。

さらにその噛まれた警官がゾンビに生まれ変わった時の「起き上がり顔」がめちゃくちゃホラー!

この時代のメイクアップは今と比べて稚拙なんですが、それがまた妙なリアル感を醸し出していているんですよね~

ゾンビの怖さも不気味ですが、先ほど述べた中盤あたりでショッピングモールを襲撃してきた無法者の集団のほうがよりリアルなバイオレンス。

ちょっとふざけたバイク乗りのワルの集団という感じでしたが、モールを占拠していた人間はからすれば、ゾンビよりもむしろこいつらの方が憎いという感じで(俺のシマを荒らしに来やがった!的な笑)、ゾンビと共同して倒していくみたいな感じが面白かったですね。

ラストは女性レポーターと黒人の警官の二人だけが、なんとかヘリで脱出できるのですが、下の世界はほぼすべてゾンビの支配地になっているという救われなさ。

映画全体を漂う「シニカルな無常感」が、ただのゾンビ映画を越えた名作たるゆえんなのです。

2位:ドーン・オブ・ザ・デッド(DAWN OF THE DEAD)

2004年公開のロメロ監督「ゾンビ」のリバイバル版です。

内容は前作と同じで、一般人が警官とショッピングモールに逃げて立てこもる設定になってます。

前作と違うのが、ゾンビの動きが素早いこと!

序盤の少女のシーンから、ヒロインの看護師が車で街から逃げ出すときの俯瞰の映像とかは結構見ごたえがあります。

一度死んで肉体の限界が壊れる恐怖がなくなった生きる屍の全力ぶっちぎりダッシュは、想像以上に画面からの切迫感を尋常でなく感じさせてくれますね。

登場人物の描写がロメロ監督のオリジナルバージョンと同じように丁寧なのが高ポイント。

悪い奴だと思っていた警備員のDJが実は人のために自分の命を張れる男前な奴だったり、ギャング崩れの男が妻のために人生をやり直そうとしている設定や、向かいのビルで生き延びていた男と屋上でボードの文字を書いてやり取りをしたりとか、ヒロインの新たな恋人が最後は身を挺して仲間を助けたりとか、見ごたえのある人間描写が前作以上にライブ感を感じさせてくれます。

見所は下水道での戦いと、ショッピングモールから逃げ出すときのゾンビ軍団とのバトル。

どちらもアクション映画並みの迫力溢れるシーンの連続なので、これだけ見ても飽きないかも。

逃げ着いた島でのラストの無常観はオリジナルに忠実という感じで、これもまた面白かったですよ。

3位:死霊のえじき(Day of the dead)

85年公開の作品です。

監督はジョージ・A・ロメロ。

当時はゾンビ3部作の最終章ともいわれ(2005年に新作が出た)、ゾンビファンの期待を一身に背負った作品でもあります。

私がこの映画を知ったのは、小学生当時よく見ていた洋楽番組の宣伝コーナーで予告編が紹介された時。

ゾンビ映画はすでに好きだったので、大量のゾンビを乗せたむき出しの巨大エレベータが地上から地下に降りてくるシーンで「ひやー!」と叫んでましたっけ(怖さと好奇心で)

物語はゾンビが地上を覆い尽くした世界で生き残った人間が地下に潜んでいるという設定。

そこでは軍人が支配していましたが、科学者がゾンビとの共生を目指してひそかに研究を続けているという流れです。

軍人はもちろんゾンビを撃退する方向なので、科学者の行動が気に食わないのですが、あることがきっかけでゾンビに仲間が殺されたことで一気に軍人側のボルテージが上がります。

で、そこから逃げ出そうとする科学者と軍人、さらにゾンビとの戦いになるわけですが、その合間で科学者の教育で人間の心をわずかに持つようになったゾンビ「パブ」がいて、物語の結末に大きな役割を果たします。

ロメロ監督らしく世紀末の無常観、虚無感が漂う作品で、そこがまた単なるゾンビムービーではない人間社会の矛盾的なものを考えさせてくれるんですよね。

生き残ったメンバーの地下での会話が秀逸です。

【死霊のえじき】ジョージ・A・ロメロ監督「ゾンビ三部作」の最終形がこれだ!(DAY OF THE DEAD)

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4位:バタリアン(The return of the living dead)

1985年公開の作品です。

監督は「スペース・バンパイア」「トータル・リコール」で有名なダン・オバノン。

基本的にパロディ映画で、ロメロ監督のゾンビの設定を実は本当にあったこととして、物語は進んでいきます。

冷戦期に作られた作品のせいか、ゾンビの存在理由はそれまでの「すでに存在した」的な不明瞭なものではなくて、生物化学兵器の一部が漏れて死者が蘇るという軍事色が濃いものになってます。

さらにMTV全盛なので、使用されているサントラや出演者のキャラクター、ゾンビの造形がマイケル・ジャクソンの「スリラー」を彷彿させられて、かなりパンクでロックな感覚で観れます。

ゾンビのスピードは速く、さらに言葉も話せるという進化ぶり。

救急車が襲われてゾンビが無線を使って本部に「もっと人を寄こせ」と話しているのが強烈でしたね(上半身だけで走るミニゾンビも衝撃的だった)

エンディングも冷戦期の空気感を濃厚に感じさせる形で「ドーン!」で一気に終わりを迎えます。

でもこれって今まで見たゾンビものの中で一番現実的な解決法だったと思いますね。

笑えて怖い脳みそガブリなゾンビ映画をぜひどうぞ。

【バタリアン】脳みそは食べるけど超面白いゾンビ映画!

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5位:アイ・アム・レジェンド(I am legend)

2007年公開の作品です。

監督はフランシス・ローレンスで、主演はウィル・スミス。

物語はウイルスによって地球人口のほとんどが死滅した世界で生き残った軍人兼科学者の日常から始まります。

60億人のうち54億人が命を落とす中で、そのうちの10%は免疫ができて人間のままで生き残れている状態。

残りの6億人は全身の体毛と紫外線への耐性を失い、さらに尋常でない身体能力を身に着けた「吸血鬼」のような存在になり果てているということ。

彼らはなぜか人間を捕食して生き延びていたので(ここは理由がよく分からない)、主人公は日中に行動する日々を送っていたのですが、映画の中でダーク・シーカーと呼ばれる化け物が数人で何かを囲んで立ったまま獲物(このときはシカか何かだった)を食べているシーンはかなり怖かったですね。

主人公はあることがきっかけでダークシーカーを人間に戻すことができる血清を発見するのですが、その過程で子犬の頃から育ててきた愛犬をダーク・シーカー化させてしまい、涙ながらに自らとどめを刺すシーンが涙が出ました。

主人公とダーク・シーカーたちとの攻防、途中で出現した生き残りの人類との関りなど、なかなか見ごたえがある作品。

動物好きとしては愛犬が亡くなったシーンで感動の涙が尽きてしまっていたので、後は普通にアクション映画を見る感覚で観ていましたが(笑)

バイオハザードが好きな人ならきっと気に入ること請け合いの現代版ゾンビ映画です。

6位:死霊の盆踊り(Orgy of the dead)

1965年に制作のアメリカ映画です。

知る人ぞ知るゾンビ映画の中の名作中の名作、ゾンビ映画界のフランシス・フォード・コッポラと称された偉大なるステファン・アポストロフ監督によって作られたこの作品は、公開から50年以上経った今も、多くのゾンビファンの心を捉えて離しません・・・

というのはすべて冗談で!(前振り長いがな!)

真実はその全くの正反対で内容は全くないに等しい「超駄作」として多くの映画ファンから「最強の最低映画」として長く語り継がれている作品なのであります。

ではなぜそんな駄作をこの「お気に入りゾンビ映画」にランキングインさせたのかというと、その理由は「あまりにもくだらなさすぎて実はけっこう見てしまうから」

はっきりいって全ての出演者や演出がダメダメでグダグダなんですが、それがあまりにもひどすぎて逆にボーッとしたいときに見ると意外に心地よくなるんですよね。

ゾンビといっても、ただ単に半裸の美女が躍るだけという、まったくホラー要素が皆無の内容で俳優も大根揃いなんですが、一応ホラーっぽい狼男とかミイラ男的なよくわからんキャラのゆるゆるさ加減が見ていて「ふわぁ~」と心地よい眠りを誘ってくれるのが意外にいい。

いわば60年代アメリカB級映画界の超絶な「ゆるキャラ」というやつですね。

真面目に見たら絶対に損しますが、つっこみながら見たり、目がさえて寝れないけど明日の朝は早いんだよなという人は、ぜひぜひおすすめな最低映画ですよ。

【死霊の盆踊り】美女がひたすら踊り続けるだけのトンデモ映画だった!

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まとめ

これ以外にも「サンゲリア」や「ゾンビ3」「デモンズ」などのイタリアンゾンビものや、スペイン版ゾンビのREC、ショーン・オブ・ザ・デッドとかのイギリス版コメディゾンビものも結構お気に入りですが、今回はどちらかといえば正統派ゾンビに近い立ち位置でまとめたかったので、以上の6作品に絞ってみました(最後のはおまけ的ですが笑)

死人が蘇って生きるものに向かってくる不気味さと無敵さは子供の頃から「恐怖」の対象でした。

幽霊でもなく人間でもないその独特の立ち位置・・

スローなゾンビなら、ちょっと頑張ったら何とか勝てそうな「手の届く怪物感」・・

一度捕まったら生きたまま肉を喰われる原始的な恐ろしさの中でもがき苦しむ人間模様などなど・・

ただのホラー映画にはない社会の縮図としての「ゾンビvs人間」の世界観が受け入れられてきたから、今もなお多くのファンがいるのでしょうね。

これからも見続けますよ、生きる屍の物語を!

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