ガンズアンドローゼズのリードギタリスト、リチャード・フォータスがライブ遅延の背景を語った模様。
「時計仕掛けのように動いているようなほかの大多数のバンドとは違うんだよ。でもね、アクセルはほんとにマジで臨んでるんだよ。
アクセルが本当に気にかけているのは音楽についてだけなんだ。
俺は本当に長い間、このバンドに入った当初でさえも、実はわざとそうしてるんだろうと思ってたんだよ。
これはきっときっちり考えてのことなんだろうなって思ってたんだね。
っていうのも、開演予定時間から2時間遅れて、さらに3時間となると……
会場の全員がただブーイングをしている状態になってくるんだよ。
でも、アクセルがステージに出ていった瞬間に、それだけ溢れてたネガティヴなエネルギーをアクセルはいっぺんに自分の掌中に握っちゃうわけだからね」
「でも、遅れてる間、アクセルは楽屋でのけぞってテレビ観て、ポテチ食ってるとか、そういうこととは全然違うんだよ。ステージに出て行くまですごい闘ってるんだ。すべてが……自分であることとか、いろんなことが自分の中でちゃんとしっくりくるまでね」
ガンズ・アンド・ローゼズのR・フォータス、ライヴの開演が遅れる理由を語る (2015/02/18)| 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト
これを読んで、ガンズというのは未だにアクセル一人のワンマン体制で動いてるのだなあと再認識。
ガンズのライブ遅延行為は全盛当時からよくおこなわれてきたことで、1時間、2時間の遅れはざらだった。
ライブハウスでのショウでもそうだったのかは分からないが、少なくともスタジアムツアーでは確実に毎回遅れていたような気がする。
原因はほとんどアクセルの一人遅刻や引きこもりにあって、これについても当時のメンバーであるイジーやダフは「良くない」と立腹していたっけ。
特にイジーが辞めた理由のひとつにアクセルの遅刻癖があったと言われていて、確かに待たされるメンバーの身になってみれば、「なんだよあいつ、またかよ」と呆れ顔になるだろうなあ。
ライブ会場での「アクセル待ち」も頻繁だったようで(というか毎回か?)、もはや全盛時のバンドはアクセル皇帝が君臨するガンズ帝国とその臣下たちという認識で間違いないと思う。
もっとも最後は皇帝一人を残して帝国は瓦解、創業以来の股肱の臣は皆逃げてしまうのだけど(笑)
というか、いまでも相変わらず遅延行動を続けてることに驚いた。
直前までテンションを上げて頬をバシバシ叩いて「よし!」とおもむろに立ち上がってステージへ、という図なんだと思うが、テンション上げ時間がやたら長すぎ。
フォータスは、
「アクセルは楽屋でのけぞってテレビ観て、ポテチ食ってるとか、そういうこととは全然違うんだよ。ステージに出て行くまですごい闘ってるんだ。すべてが……自分であることとか、いろんなことが自分の中でちゃんとしっくりくるまでね」
と語ってるが、50にもなって「自分であること」がしっくりくるまでって・・・
お前は重度の厨二病患者か
と、すかさず突っ込みたくなってしまうぞ。
いやアクセルのことは尊敬してるんですがね。
でもさすがにその言い訳はないでしょうと。
待たされるファンのこともちったあ考えろと。
まあでも2時間3時間待たされた挙句にブチ切れ寸前までいってステージにアクセルが出てきた瞬間「おおおっ!」とテンション爆上がりになるのは、これアクセル皇帝のカリスマが成せる業でしょうな。
ツアーはしばらくないということで、アルバム制作がメインのガンズプレゼントだが、次のアルバムは一体どんな風になるんだろうか。
前作「チャイニーズ・デモクラシー」は不評だったようだけど、個人的には結構良かったけどなあ。
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何年先になるか分からないけど(笑)、次作では50を超えた熟練のロック魂を熱くしわがれたシャウトに乗せて聞かせて頂きたいものです。
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