英会話のレッスンを受けたいけど、スクールに行くのはお金がかかるし、時間がとられるので面倒だ・・・
そんな人に便利なのがオンライン英会話です。
オンライン英会話がおすすめな理由
海外の人とフリートークを楽しめる無料アプリもありますが、あくまで会話を楽しむことがメイン。
英語に慣れていなくて会話が上手く続かなかったり、ちゃんと英会話を勉強したい、練習したいという人には物足りない点があるんですよね。
そこへいくと、「オンライン英会話」は有料であるぶん、教材はもちろん、質の高い講師によるレッスンや、英語が出てこなくて困った時のための翻訳チャット機能、復習用のレッスン録画、日本語スタッフのヘルプサービスなど、様々なサポートサービスが充実しています。
つまり限られた時間内で効果的に英会話をブラッシュアップすることができるというのが利点。
お金を払った分、元を取るために真剣に勉強しようという人間心理も大きいです(笑)
実は英会話の勉強って、単に英語が上達したいという理由以外の「TOEICで高得点をとりたい」「海外に赴任するので英語力をあげたい」「留学のための英語力をブラッシュアップさせたい」「英語を使った仕事をしたい」という現実的な動機で始める人のほうが多いんですよ。
そうした人が効率よく学べて、しかも場所も時間もとらない便利なサービスが「オンライン英会話」だと思うのです。
英会話レッスン3社を比較
実は私も英語力のブラッシュアップのために、数年前から外国人が利用する国際交流センターでの語学ボランティアに参加したり、街の英会話レッスン教室に通ったりしていました。
でも去年あたりから多忙になって時間が取れなくなってきていた上に、今回のコロナ騒ぎでサービスが利用できなくなったこともあり、英会話の練習から遠ざかっていたという状況があります。
で、今回のことを機に、オンライン英会話に興味を持って色々調べてみたんです。
いくつかチェックしてみて「メリット」と感じたのが、
「価格が安い」
「自宅で気軽にレッスンが受けられる」
「夜に学べる」
の3つです。
基本的に自分は夕方から夜にかけて色々と活動する方なので、時差がある海外とのオンライン英会話は逆に助かります。
そんな中で自分のスタイルに合ったものや、周りで実際に利用している人の意見を参考にして、3つのオンライン英会話サービスをまとめてみました。
学研「クラウティ」
70年の歴史がある学研のオンライン英会話です。
他のオンライン英会話が使っているような動画アプリをインストールしなくても、ネットを繋げれば、そのままスマホやタブレットで観れるシンプルさがいい感じです。
毎日1回のレッスンでも月々4,500円と、他社より月1,000円安く、一回当たりのレッスン代も30円ほど安くなっています。
このサービスの最大の売りは「家族でシェアできるオンライン英会話」ということ。
その意味は「最大6名までレッスンをシェアできる」ことで、それでも月謝は一人分でOK!というのが魅力的ですね。
予約を取るのも、レッスンの30分前から予約できるので、自分の好きな時間にレッスンができます。
講師の顔とテキストが同じ画面で一緒に見えるので、分かりやすく進められるのも学研ならではの「日本の教育サービス」的な嬉しい親切さですね。
講師の自宅ではなく、セブ島のオフィスからオンラインで授業を行うので、通信の質も良いとのこと。
講師が遅れて授業が遅れた場合でも、運営側に詳細を伝えれば、対応して補填チケットを配布してくれるなど、アフターケアもしっかりしています。
デメリットとしては、一日のレッスンが始まるのが遅めなこと(朝10時から)、そして終わるのが24時と、仕事で忙しい人には厳しめなことですね。
予約が24時間先までしか取れないこと、フィリピンの休祭日に合わせた休校日があることなど、時間や日取りの制限があるのが嫌な人には向かないかもです。
講師のレベルがはっきり分からない点も、専門性の高めな英語の勉強を求める人には不安かも。
なので、あくまで初歩的・基礎的な英語力を学ぶという感覚で受けるには最適だと思いますね。
結論:オンライン英会話の初心者、家族込みで英会話を学びたい人向き
サービス概要
【プラン30】
・毎日1レッスン(25分)
・月額料金:4500円(税別)
【プラン60】
・毎日2レッスン(50分)
・月額料金:8,000円(税別)
・レッスン時間:10:00~24:00
無料体験あり(3日間)
レアジョブ
国内最大級のオンライン英会話サービスです。
多くの企業や教育機関がレアジョブのサービスを導入しています。
国内企業なので、日本人によるサポートが充実しているのもオンライン英会話初心者には助かります。
講師陣の質は高く、フィリピンの東大と言われるフィリピン大卒業者を積極的に採用。
講師の質も良いようで、体験者の口コミでも、「発音に訛りがない、訓練されている、日本人の英語の悩みにも理解が及ぶ」と好レビューが多いです。
デメリットとしては「講師の自宅でレッスンを行うので、ネット回線が不安定な時がある」こと。
これは講師個人の質というよりも、フィリピンの電力事情に関係があるようですね。
万が一そういったトラブルでレッスンが遅れたり、中断すれば、レアジョブ側が対応して代替レッスンが用意されるなど、アフターケアはしっかりしています。
日常英会話からビジネス英会話、英語資格コースがあり、幅広いニーズに対応しているのも嬉しいところ。
レッスン時間は25時まで対応なので、仕事からの帰宅後や就寝前にも受講可能です。
結論:オンライン英会話の初心者、ビジネスパーソン向き
サービス概要
・毎月8レッスン:4200円
・毎日1レッスン25分:5800円
・授業単位:25分
・レッスン時間:6:00~25:00
・講師の国籍:フィリピン人
・教材:オリジナル、体験レッスン用、日常英会話用、ビジネス英会話用
・オプション:日本人カウンセラーによる学習相談や自動予約など:月額+980円
・無料体験レッスンあり(2回)
キャンブリー
アメリカ・サンフランシスコを拠点とする、オンライン英会話スクールです。
このサービスの最大の特徴は「講師陣はネイティブスピーカー」という強み。
アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏ネイティブが登録しており、その数は10,000人以上になっています。
予約時に自分の好みやスタイルに合わせた講師を選ぶことができ、オンライン中の講師とレッスンが可能。
24時間対応可能というフレキシブルさが良いですね。
講師陣のバラエティの豊かさが随一で、航空業界から旅行業界など幅広い職種の講師陣が登録しています。
英会話だけでなく、異分野の業界知識や裏話なども楽しめそう。
良いなと感じたのは「レッスン自動録画システム」。
自分が受けたレッスンを後で見直せれる画期的なシステムで、語学の勉強に絶対に必要な復習が効果的に行えます。
サポートとして翻訳機能がついたチャットを使えるなど、会話に詰まった時の想定をしたサービスも秀逸でしょう。
価格帯もかなりフレキシブルで、最小単位の一日15分、一週間に一回のレッスンだと月額2,393円からの利用も可能になっています。
ただデメリットとしては、非ネイティブ講師と比べると「レッスン単価」が高めになっていて、毎日レッスンを受けたい場合は割高になるということ。
最安値は確かに安いのですが(週1回で15分のコース)、毎日30分のプランで24,690円、他社だと毎日25分でも6,000円ほどになるので、かなりの違いになります。
しかもある程度こちらが話せるレベルでないと、わざわざネイティブ講師を選ぶ必要がないということになるので(簡単な会話だと非ネイティブ講師でも対応してもらえるし、しかも安い)、あくまで英語を楽しむ、会話の実力を上げる意味で使うのが良いと思います。
結論:ある程度、英語に慣れた人、ネイティブとの会話を楽しみたい人向き
サービス概要
・予約なしでもオンライン中の講師とレッスン受講可(24時間)
・気に入った講師とも予約も可
・レッスン録画機能つき(復習に使える)
・翻訳機能付きのチャットで日本語を英語に変換できる(会話に詰まったときに便利)
・レッスン時間:15分・30分・60分・120分
・週のレッスン回数:1回・3回・5回・7回
・最安月額2,393円から受講可能
・日本語による丁寧なサポート・学習アドバイスつき
・留学のための試験対策、ビジネス、日常英会話などニーズに合わせたレッスン受講可
・無料トライアルあり
以上を踏まえ、それぞれのサービスの特徴をまとめてみました。
学研クラウティ⇒レッスン料金が安い。追加料金なしで、家族でレッスンを受けられる
レアジョブ⇒初心者に優しい。講師のレベルが高く、日本人に合ったレッスンとサービスを受けられる
キャンブリー⇒自由な雰囲気。様々な職種のネイティブ講師陣と話せるので、英会話以上の満足感あり
自分が受けるとすれば「キャンブリー」になると思いますね。
ある程度の英語のコミュニケーションは可能なので、自由にいつでも話せるスタイルが合いそうな気がします(24時間可能なフレキシブルさもいい感じ)
英会話初心者の方はクラウティ、レアジョブでしょうか。
学研クラウティは家族で受けても月謝は同じというコスパの良さが嬉しいですし、レアジョブも純国産サービスなので日本人に優しいサポートが充実しています。
後者の2サービスはどちらも講師が同じアジア系のフィリピン人なので、安心して英会話レッスンを受けられると思いますね。
最後に
今の時代、英語なんて誰でもできるという認識がありますが、実際にちゃんと話せる人はまだまだ少ないです。
日本も今後は景気の先行きが不安定になると思いますし(恐らく弱肉強食の時代になる)、英語をきっちり学んでキャリアップや海外での就職も視野に入れることが大切かなと思います。
その意味で、時間や場所の制約をとらないエコノミーなオンライン英会話は、これからの時代の定番になっていくと確信しています。
将来の生き残りをかけて、今のうちに自分や家族に投資していきましょう。
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