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【観光英検】2級に合格した勉強法・おすすめテキストを紹介

2019年10月11日

英語検定の合格&勉強法シリーズ第3弾です。

今回は観光英検。

その名の通り「観光に役立たせるための英語検定」です。

通訳案内士検定や実用英語検定、TOEIC、TOEFLなど有名どころの英語資格がある中、この観光英検はなかなかマイナーな部類に入ります。

もともとは観光業に携わる人のために作られた資格のようで、あまり一般の英語好きには知られてないようですね。

私はこの資格の2級を去年の夏に受けて合格しました。

今回は観光英検についての簡単な概要と、受験のために使ったテキストや勉強法などをまるっと紹介したいと思います。

観光英検とは?

観光に関する英語運用能力を高める目的で作られた資格です。

公式サイトによると、

・英語の一般的能力だけではなく、業界専門用語や独特の言い回しなど、業務遂行に必要な英語力を持ったプロフェッショナルの養成が急務であり、また恒常的にもかかる能力を有する人への高い需要があります。

・これに対して全国語学ビジネス観光教育協会の専門学校を中心に、業務の基礎的技術の向上を目的として観光英語検定試験を実施することになりました。

・観光英検の特色は、国際人としての英語力を身につけることを目的とし、外国人とのコミュニケーション を観光の分野を通してその運用能力を計る試験です。

観光英語検定について/観光英検公式サイト

となっています。

英検やTOEICと違って観光に特化した英語ということで、通訳案内士検定と同じ系列に入りますね。

ただ通訳検定は歴史や地理、法律などが試験範囲に入ってきますが、観光英検はそこまでではなく、あくまで実用的な観光英語に的を絞った運用能力を確かめる内容を想定されています。

ジャンルは違いますが、科学技術や特許に関する英語を扱う「工業英語検定」と同じ立ち位置にある特化系の語学資格という感じですね。

そんな観光英検のクラスは3つに分かれていて、それぞれ1級、2級、3級になっています。

それぞれのレベルをまとめてみると、

【1級】

観光や旅行業に必要なプロとしての実務英語レベル

TOEICスコア:600~860

実用英語検定:1級~準1級

合格率:5%

 

【2級】

個人での観光や旅行に必要な英語、国内で外国人に観光名所などを紹介できるレベル

TOEICスコア:470~600

実用英語検定:2級

合格率:60%

 

【3級】

グループでの海外旅行で英語を使って観光できる、国内で外国人に道案内したりパンフレットの内容を英語で説明できるレベル

TOEICスコア:220~470

実用英語検定:3級

合格率:60%

のような感じですね。

ざざっと見てみると、2級までは普通の英語好きの人が受けても問題ないレベルで、1級こそがプロへの登竜門という感じでしょうか。

試験で問われる英語も英検やTOEICと違って、海外の観光地に関する設問や、そこで行われるツアーの内容、国内で外国人観光客に説明するための英語表現など、まさに観光に特化した内容ばかりになっています。

英検やTOEICが学校の英語の勉強である程度対応できるのに対し、観光英検は旅行に関する知識がない場合は、ちょっと苦労するかもしれません。

さらに試験は夏と秋の年に2回だけなので、それなりに準備していく必要がありますね。

試験の流れは「筆記試験⇒リスニング」です。

筆記試験の方式は全てマークシートの選択式

1級から3級まで同じのようです。

では次に実際に受験を決めてから勉強にうつり、合格できた私の体験を語っていきたいと思います。

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観光英検2級へ向けた勉強法

試験対策といえば過去問が最も効果が高いのは、どの分野でも同じです。

実際に出された試験問題を解くこと以上に最良の試験対策はありません。

問題を解きながら、出題の傾向や単語やフレーズを覚えていけるわけですからね。

勉強の方法は簡単。

語句の穴埋めから始まり、長文読解、リスニングの流れでそのまま解いていくだけです。

どれも英文の構成自体は簡単です。

ただ出てくるフレーズや言い回し、観光に関する名詞などが全く慣れなくて、一度解いてから答え合わせをした後に再度、間違えた語句や名詞を覚えることを何度も繰り返しました。

ここは頑張りどころで、とにかく何度も見直したり解き直したりして、単語のイメージを頭に叩き込んでいった感じです。

特に難しかったのが、海外の観光地案内のパンフに関する設問

あまり目にしたことがなかったですし、地名や言い回しが独特なので最初は戸惑いました。

しかし、ここでも何度も繰り返して慣れるようにするだけです。

そうして2~3回繰り返しでテキストを解いていると、最後のほうには間違えた箇所はほぼ暗記できていたので、ここは自信がつきました。

リスニングに関しては、付属のCDがあるので、それを筆記試験の次の流れで行いました。

耳慣れない表現はいくつかありつつも、前後の流れで理解できる部分が大きかったので、それほど難しいとは思わなかったでしょうか。

それでも分からなかったり、覚える必要があるなと感じた部分は何度も聞き直して頭に叩き込んでいきました。

【勉強のポイント】

・言い回しやフレーズが独特なので、過去問でとにかく慣れること

・何度も繰り返す

試験の内容と結果

次に試験の内容と結果についてです。

過去問を解きまくって、試験の形式や内容にだいぶ慣れてきていたので、まあまあ自信をもって試験会場に向かうことになりました。

試験当日の会場は、公民センターのようなところで、結構な人が集まってましたね。

比率的には女性のほうが多かったです。

年齢は中高年の方から学生まで、結構幅広い感じでした。

試験会場は広い会議室のような部屋。

試験官が前に立って、試験の説明をするのはTOEICや英検と同じです。

じきに筆記試験が始まり、会場は一気に静寂に包まれました。

内容は過去問と同じマークシートです。

試験の内容の流れや難易度などは、だいたい想定していたレベルです。

結構スラスラ解けて、時間が余るくらいになりました。

続けてリスニングの時間がきます。

これも序盤から中盤にかけては結構順調でした。

ところが、後半に入ったあたりの設問から、急に聞き取りが難しく感じるようになり、「これは・・・」と焦りました。

スピードも結構あるので、集中して聞いていないと聞き逃してしまいます。

筆記試験と同じで、英文自体は難しくないのですが、水族館の種類など、観光地の名称の問題のあたりで、かなりつまずいてしまいました。

「どっちだったかなあ・・」

選択式なのでどれかは選べるのですが、まったく自信のない設問が5問ほど続きました。

正直、このときは受かる気がしなかったです。

その後、リスニング試験を終えて、会場を後にしました。

それから3週間ほど経ってから(この期間は結構長かったように思います)、一枚の青い封筒が送られてきました。

上の写真は一度中身を取り出して、住所と名前が書かれた紙を裏側に移した後なので、表に合格の文字が見えていますが、実際にはこの紙は内側にあり、当日は開ける時にちょっとドキドキした覚えがあります。

そしてこれが中身。

個人情報は付箋を貼って隠していますが、あとはそのままです。

合格証として紙製のカードが差しこんでありました。

GRADE2(2級)と表記してます。

これが観光英検2級の印というやつですね!

観光英検の受験におすすめのテキストは?

これは簡単です。

先ほど述べましたが、過去問の一択。

これに尽きます。

2級、3級なら、ハイレベルな英語力よりも、観光に必要な単語や知識の習得がポイントになると思います。

1級は受けたことがないので分かりませんが、たぶん英検準1級やTOEICだと700点くらいの文法力や語彙力があると余裕なんじゃなと思いますね。

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観光英語に独特の語彙だけを増やそうというのであれば、2級~1級に対応したボギャブラリー本がおすすめです。

単語だけではなくて、細かい用例文もきっちり掲載されているので、かなり良い勉強になりますよ。

あとは英語というよりも、日本の観光地や時事知識を覚えておくことをおすすめします。

有名どころの観光地(水族園など)がリスニング試験にも出てきたので、広くまとめた書籍などで勉強すると良いと思います。

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ちなみに今回受けた試験の問題用紙を持って帰ってきたので、7枚を貼っておきます。

試験を受ける際のちょっとした参考になればと思います。

最後に

なんとか合格することができた観光英検2級。

でも正直、受ける前は舐めていました。

TOEICや翻訳関連の資格に比べれば全然簡単じゃないかと。

ネット上で公開されている公式サイトの過去問の例題を見て「楽勝だ」と勘違いしていたのです。

確かに英文の構造そのものは難易度は低かったのですが、観光に必要な言い回しや単語フレーズなど、やればやるほど一筋縄にいかないな、と感じさせられました。

とりあえず何とか合格できてよかったです。

観光英検は観光に特化した英語だけあって、おそらく日本にきている海外の方々をもてなすのには最適な英語検定だと思います。

もし民間交流を目指している方がいれば、ぜひとも勉強して活用していって欲しいです。

資格の取得はともあれ、英語そのものの中身は結構使えるなと感じましたから。

もちろん英語を仕事に生かしたい人もぜひ。

その場合は1級を目指しましょう!

*1級の過去問は市販されていないので、観光英検の公式サイトで購入してください。

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