孤高のオネエアーティスト「ボーイ・ジョージ」と間違えてしまいそうな紛らわしい名前のジョージ・マイケル先生がついに満を持して新譜発表だそうです!!
ジョージ・マイケル 春に新作アルバム発売へ | Daily News | Billboard JAPAN
(注:ジョージ・マイケル氏の死去の報については、本文記事の最後で触れています/201612月26日)
スポンサーリンク
ジョージ・マイケルのバイオグラフィー
いきなりディスったような紹介文になってしまいましたが、ジョージとはMTV時代からの深い付き合い(見てるだけですが)がありますので、もちろん尊敬の念を込めての愛情表現の一つということでご理解ください。
愛情表現といっても、そちら方面の愛情ではありませんので、あくまでアーティストとしてのジョージ最高ということで。
えっ?ジョージ・マイケルって誰よ?
というマイケル・アンノウンなあなたのために、簡単ですがジョージ氏のバイオグラフィーを綴らせて頂きます。
1963年
ギリシャ系イギリス人としてロンドンに生まれる。本名「ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー」。
1981年
アンドリュー・リッジリーと「ワム!」を結成。
1986年
ワムを解散する
1987年
初のソロ・アルバム「フェイス」が世界的大ヒット
1990年
2作目「Listen Without Prejudice Volume.1」が不発
1998年
公然わいせつ罪で逮捕
2004年
交通事故を2度も起こす
2006年
駐車しようとしたときに3台の車にぶつける(駐車を”注射”とみてもよいという心の声が・・)
2007年
薬物運転により、2年間の免許停止を食らう
2010年
運転していた車が写真店に突っ込む。このときに大麻と抗不安薬の混合物を摂取していたとし、裁判官に懲役8週間を言い渡される。
2011年
公演先のオーストリアで肺炎にかかり、3週間にわたる危篤状態に陥る
意識が朦朧とするあまりに何の罪もない写真店に車で突っ込んで店ごとフルボッコにするなんて、なかなか男前すぎる所業ですね。
さすがはドランケンマスター、マイケル御大。
しかし彼の実績はそんなドランケンな事件をも凌駕するほどのグレイトネスを誇っておるのです。
Faith(1987年、1stアルバム)
⇒英1位・米1位
Listen Without Prejudice Volume 1(1990年、2ndアルバム)
⇒英1位・米2位
Older(1996年、3rdアルバム)
⇒英1位・米6位
Ladies And Gentlemen (The Best Of George Michael)(1998年、ベストアルバム)
⇒英1位・米24位
Songs From The Last Century (1999年、カバーアルバム)
Patience(2004年、4thアルバム)
⇒英1位・米12位
Twenty Five(2006年、ベストアルバム)
素晴らしいの一言。
数々のアルバムセールスと賞を獲得しております。
ドランケンな日々はともかく、才能は本物だと思います。
スポンサーリンク
まとめ
しかしまああれですね。
87年の「フェイス」には本当にウォークマンで通学中にお世話になったものですが、その中の「ファーザー・フィギィア」だの「ワン・モア・トライ」だの「アイウォンチュアセックス」だのが、実はすべて男のために歌っていたことを知って唖然としたのは、槙原敬之のカミングアウトで「どんなときも」「もう恋なんてしないなんて」がそういう意味だったのを知って驚愕して以来の事実ですね。
才能豊かなアーティストというのは、やはり普通の人とは違う物をもっているというのか・・・少なくとも自分には理解不能な好みです。
そして2014年の3月17日。
ついに待望の6枚目のニューアルバム「シンフォニカ」が満を持して発表とあいなるわけでござひます。
全世界のジョージマイケルファンの皆さん、ともに拍手を。パチパチパチ!
Let Her Down Easy (Live At The Palais Garnier Opera House, Paris, France, 2011)
シンフォニカというぐらいなのだから、きっと荘厳なメロディーライン基調のバラード全集になるのではないかと。
彼の優れた歌唱力ならきっと素晴らしいシンフォニーを耳にすることができるはずだろうし、その円熟したマイクパフォーマンスで多くの観衆を魅了することが容易に想像できると思います。
全国のジョージ・ファンの皆さん、ぜひともゲットですぞ!
追記(2016年12月26日)
12月25日にマイケル氏が亡くなりました。
享年53歳。
早すぎる死でした。
心からの哀悼の意を捧げます。
-
-
ジョージ・マイケル氏が12月25日に死去
続きを見る
-
-
音楽
続きを見る