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紫のプリンス殿下がセクシーに吠える「パープル・レイン」と死去の報

2009年12月31日

これまでに12作品のプラチナアルバムと、30曲のトップ40シングルを生み出し、アルバム・シングルの総セールスが1億2,000万枚に上るという、偉大なるアーティストであります。

私が洋楽を効きはじめた1984年ごろに、ちょうどMTVで流れていたミュージックビデオが「パープルレイン」でした。

最初に見た印象はとにかく

強烈

の一言。

何が強烈って、まずその濃い~ルックス!

子供の頃って人種差別とかじゃないけど、外人とくに洋楽といえばだいたい白人をイメージするじゃないですか。

アフリカ系のミュージシャンでもそれらしい服装とか髪型でいたら、そんなに違和感がないものですが・・・・(あくまで小学生の頃の僕の勝手なイメージです)。

それがこともあろうに、プリンス様のあの中世ヨーロッパの貴族が着るような”フリフリ”の紫ジャケットといったらアナタ!しかもロン毛とか胸毛とか、子供の常識を超えてるし!

途中で歌い方が変わって、鼻にかかった声色で「ハナナナナ・・・」って歌ってましたっけ。 今聞くと、なかなかいい歌です。

これって84年に公開された同名タイトルのプリンス主演映画のサントラでもあるのですが、ウィキを読むと音楽評論家にはやたらと評判がよかったようですね。


Purple Rain (1984) Official Trailer - Prince, Apollonia Kotero Movie HD

革新性だとか、実験的がどうとか、またはベースのない「ビートに抱かれて」だとか、音楽的素養のないただのミーハーな洋楽ファンにとって非常にどーでもいい解説なのであります。 とにかくロマンチックなムードポップスと濃いすぎるプリンスルックスにガツン!とやられた84年でした。

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プリンス死去の報(2016年4月)

アメリカが誇る世紀のシンガーソングライターそしてミュージッククリエイター、プリンスが亡くなりました。

彼の広報担当者によると、現地時間の4月21日午前、プリンス(Prince Rogers Nelson)が、ミネソタ州チャンハッセン郊外にあるペイズリーパーク スタジオの自宅で亡くなっていることを確認したという。 また現地での報道によると、保安官事務所からの話として、同日9時半過ぎにペイズリーパーク スタジオから緊急通報を受け、エレベーターの中で意識不明の状態のプリンスを発見したという。

BARKSより)

同じくBARKSによれば、4月7日にインフルエンザにかかり、公演をキャンセル、その後15日のアトランタでの公演後に体調を崩して病院に搬送されていたとのことです。。

最初、このニュースを見たときは「どこの国の王子だろう」と思ったくらいで、まさかあのプリンスだとは想像もつきませんでした。

これからもまた新しい音楽を聞かせてくれると期待していた矢先に、この訃報を聞くことになるとは・・・

2009年にマイケル・ジャクソン、今年の1月にはデビッド・ボウイと、20、21世紀を代表する偉大なミュージシャンたちが近年立て続けに亡くなってきました。

悲しいことですが、そのぶん、テイラースイフトなどのジャンルを越えた新しい才能の台頭も著しく、これからのミュージックエンターテイナー界はこうした若きミュージシャンたちによって動かされていくのだと思います。

かつてのマイケルやデビッド、プリンスがそうであったように・・・

新しき時代の息吹を見守っていてほしい。

プリンスよ、どうか安らかに。

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