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完全復活を果たしたロクセット、そしてマリー死去の報

2010年2月11日

本国スウェーデンで88年に発表された大ヒット曲「ザ・ルック」。

これを聞いた頃はちょうど高校一年か、進学を控えた中学3年の終わりごろだったように思う。

ラジオのアメリカン・ヒットチャートで上位に食いこんでいたときに聞いて、「これはすげぇーッ!」と早速レンタルCD屋に駆け込んだことを覚えているなあ。

とてもキャッチーなメロディかつ歯切れのいいギターサウンド、そして男女二人の高低使い分けたボーカルがとても格好良かった。

他にも「デンジャラス」や「リッスン・トゥ・ユア・ハート」等のヒット曲があり、そのどれもが外れなしのスーパー・ポップ・デュオ。

今聞いても普通にノレる、本当に魅力あるポップスロックを聞かせてくれる二人であります。

*記事の最後にマリー死去についての報を追記しています(2019年12月10日)

ロクセットのディスコグラフィー

スウェーデン出身のマリーとペリーは、元々はそれぞれの活動をスウェーデンで行っていたが、レコードレーベルのアドバイスにより、コンビを結成。

86年に「Neverending Love」をリリースすると、スウェーデンチャートでたちまちナンバー1ヒットとなった。

そして1988年に「Look Sharp」をリリース。

Look Sharp! (Extended Version)

これをたまたまラジオで聞いていたアメリカからの留学生が本国へ帰って、地元ラジオ局に流したところ、大きな反響を得ることに。

結局これがきっかけとなって世界的な大ブレイクへとつながった。

その後、ベストアルバムを含む5枚のスタジオアルバムをリリースしたが、2002年にボーカルのマリーが脳腫瘍を患ったことにで、バンドは休養状態に入らざるを得なくなる。

残されたペリーは、自身のソロアルバムをリリースしたり、もともとスウェーデンで組んでいた自身のバンドを再結成したりと、マイペースに活動を続けた。

2009年、ペールのソロツアーのステージでマリーと8年ぶりにステージで共演を果たしたのを機に、ロクセットは再び始動を開始。

2011年には「CHARM SCHOOL」をリリース。

Charm School (Extended Version)

これは彼らにとって10年ぶりのスタジオアルバムとなったよう。

翌年には「トラベリング」をリリース、さらに2013年には「トラベリング」のワールドツアーライブの様子を収めたブルーレイ/DVDをリリースし、2014年10月には彼らの初の全米ナンバー1ヒットとなったシングルの25周年を記念して、ロシアを皮切りにワールドツアーをスタートするとか。

Travelling

近い将来にニューアルバムのリリースもあり得ることを匂わせるなど、ロクセットは完全復活を果たしたという・・・・・

2014年のロクセット情報

数年前にこのブログ記事を書いたときは(2010年2月)、まだマリーは病気療養中でロクセットは休止状態だったはずなのですが、それから4年たった現在(2014年)、バンドの状態がここまで大きく進展していたことを知り、ちょっと嬉しい衝撃ですね。

しかもニューアルバムをリリースする予定があるなんて、まったくやる気まんまんじゃないですか。往年のロクセットファンとしては本当にたまらないプレゼントというやつです。

ただyoutubeで彼らのライブ動画が見れますが、さすがにマリーもペリーも年を取っているようで・・・

マリーが1958年生まれの56才、ペリーが1959年生まれの55才なのですから、もう二人とも立派なおばはん、おっさんです。

容姿だけでなく、声の方も若い時より伸びがないように感じますが、それはそれでそれに似合う静かなバラードを歌ってもらえれば、かつてのロクセットリスニングでもマリーのバラードでさんざん心動かされたもんですから、まったく問題ありませんよ。

f:id:chocomale:20160727004016j:image

そんなわけで、今年(2014年)の10月下旬からロシアでツアー開始予定の彼ら。

というか、もう来月じゃないか!(汗)と、すっかり間近に迫ったロクセットパーティに行けるはずもないローカルな人間が、今からうなってみても時すでに遅し。

一日も早くツアーが始まって、一日も早く誰かが動画に挙げてくれることを秘かに祈ってます。

ちなみにこれまでのレコードセールスは累計6000万枚にも上るというから、すごすぎだ!

2016年のロクセット情報

ロクセット30周年を記念したツアーが2014年10月から始まりましたが、2016年4月にマリーの体調が悪化し、医師よりツアー活動はやめるように勧告されたため、長きに渡ったツアーは終了したようです。

これをもってロクセットのライブツアーは終了。

「残念だけど、私はもうツアーはできなくなった。今まで私たちをフォローしてくれたファンのみんなに感謝の言葉を」

と、マリーは公式ホームページで声明を出しています。

相棒のペールも

「ジョイライド(長年に渡るツアーの意味か)はたった今、終わってしまった。今まで本当に楽しかったよ。みんなもそうだろ?」

とマリーの声明に言葉を添えていました。

なんだか残念ですね。

私は一度も彼らのライブに行ったことがないのですが、動画で見るとすごく懐かしく感じてですね・・・青春時代に聞きこんだ音楽というのは、感性の奥深くに染み込んでしまってるんでしょう。叶うなら、一度行ってみたかったと。

一方でスタジオアルバムは順調に制作が進んでいて、2016年6月に10枚目のアルバム「Good Karma」がリリースされています。

Good Karma

マリーのツアー断念は悲しいことですが、デュオを解散したわけではないので、ちょっとホッとしました。

一時期ほどは彼らの音楽を聞くことはないのですが、こうやって記事を書くために昔の歌を耳にしたりすると、あの頃の懐かしい記憶がよみがえってきて。

本当に音楽の素晴らしさを思い起こさせてくれます。

彼らの楽曲には文字通り「楽しさ」が詰まっていて、ライブ引退宣言でペールはきっとそれを「joyride」と置き換えたのでしょう。

どうかこれからも少しずつでいいので、作品を作り続けていってほしいと思いますね。

マリー死去の報(2019年12月)

2016年から表舞台での音楽活動を控えていたマリーが亡くなりました。

スウェーデンのロックデュオ、ロクセット(Roxette)の女性ヴォーカリストであるマリー・フレデリクソン(Marie Fredriksson)が死去。デュオのSNSページにて発表。声明によると17年間にわたる癌との戦いの末、12月9日の朝に亡くなっています。61歳でした。

ロクセットのマリー・フレデリクソンが死去-amass

以前から脳腫瘍を患わっており、2000年代から病気のために音楽活動をたびたび休止してきました。

2016年にはツアー活動からの引退を発表。

ただアルバム制作などの音楽活動は継続するような感じだったので、今後もロクセットとしての活動は続くのだと期待していました。

かつてマリーの歌に心を奪われたファンとして非常に悲しく、ただただ言葉がありません。

今はただ、マリーの安らかな眠りとご家族の心の平安を祈りたいと思います。

最後になりますが、相棒ペリーによるマリーへの追悼の言葉を。

Time goes by so quickly. It’s not that long ago we spent days+nights in my tiny apartment sharing impossible dreams. And what a dream we eventually got to share! I’m honoured to have met your talent+generosity. All my love goes to you+your family. Things will never be the same.

Roxetteの公式ツイッターより

時が経つのは本当に早いです。僕たちが小さなアパートで昼夜ともに過ごし、不可能な夢を共有したのは、遠い昔のことではなかった。そして叶えた夢のなんと素晴らしかったこと!あなたの才能と寛大さに出会えたことは本当に名誉でした。僕からの全ての愛をあなたとご家族に捧げます。「同じであり続けるものなど決してない」(Things will never be the same *ロクセットの歌のタイトル)

マリー追悼ライブ(2020年1月25日)

youtubeにアップされていたマリーの追悼ライブです。

動画の情報欄に記載されていたアドレス先の内容によれば(En kväll för Marie Fredriksson)、

「スウェーデンの有志アーティストがマリー・フレドリクソンの成し得た音楽的業績を称えるために集まって、クリストファー・ランドキストの指揮の下、ロクセットの歌を特集します」

とあり、相棒のペリーを始めとした母国のミュージシャンがマリーに捧げるライブを行ったようです。

開催日は2020年1月25日午後9時。

今これを書いているのが2月4日なので、一週間前のことになりますね。

動画ではペリーが「It must have been love」を歌い上げている様子が撮影されています。

今は亡きマリーを偲ぶ優しい思いに満ちたコンサート。

天国にいるマリーが微笑んで観ていることを願います。

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