イギリスの3人組バンド、トンプソンツインズのシングルヒット。
正確な年代は忘れたが、ひょっとしたら83年かもしれない。
小学生高学年のとき、POPベティハウスで「レイユアハンズ」のPVを見たのが最初。
ビジュアルがいいですね。レッド、ゴールド、ブラックの3種類。
楽曲もとにかくいい。
この後に出たシングル「レボルーション」は、元曲が当時ビートルズとか全然知らなくて、これが彼らのオリジナルソングだと思っていました。
Thompson Twins - Revolution (Without News Version)
見た目はアイドルだけど、実力はかなりのものですね。
というのも、当時バンドはすで結成7年目を迎えていて、デビュー当時からそれなりに苦難を乗り越えてきていたようです。
スポンサーリンク
バンドのバイオグラフィー
1977年にイギリスで結成した彼らは紆余曲折を経て、82年にジョー、ベイリー、アラナの3人で活動を開始。
たちまち「レイユアハンズ」や「ホールド・ミー・ナウ」がヒットして、世界各国で人気者になりました。
日本でもマクセルか何かのカセットテープのCMに出ていたのが懐かしいですね。
その後、ジョーが脱退し、残ったアラナとベイリーで活動を続け、91年に結婚。
さらにニュージーランドに移った後、93年に解散。
from: thatericalper.com
解散後はバブルというバンドを新たに作るも、しばらくしてアラナは音楽業界から引退。 ベイリーはプロデュース業に専念し始めることになりました。
アラナは自身の姉(もしくは妹)がクロイツェルト・ヤコブ病にかかって亡くなったことを受け、遺伝子組み換え食品に反対する母親のグループを作り、たちまち何千というメンバーを得ます。
その後2003年にベイリーとアラナの二人は離婚し、どちらも母国イギリスに戻って別々に暮らしているようです。
from: thatericalper.com
ちなみにクロイツェルト・ヤコブ病とは、狂牛病にかかった牛を食べた人間がかかるといわれている病気で、イギリスでの発症率が最も高いらしいとのこと。(病気の詳細はネットで見ただけなので、正確なことは不明。)
日本でも一時期狂牛病が騒がれていたことがあったが、その後何も言わなくなりましたっけ。 終息したのかどうか定かではないですが・・・・
だがその影で、実際に病に倒れている人が出ていることを思えば、やはりこういう難病に関する情報は定期的に報道すべきではないのか思います。
メンバーのその後(2010年代)
2010年、ベイリーは天文学者でビジュアルアーティストのホセ・フランシスコ・サルガドと組んで、BSPを結成(ベイリー・サルガド・プロジェクト)。 ビジュアルと音楽を融合させた新しい試みのよう。
さらに2014年には、イギリス・アメリカツアーを予定しているといいます。 その名も「トンプソン・ツインズ・トムベイリー」だとか(!)(⇒http://thompsontwinstombailey.co.uk/index.html)
一方のアラナは、上記に書いた通り、ロンドンに戻った後、新しい家族とともに家具彫刻アーティストとして、活動を続けているようです。(⇒ Atlannah Currie - Wikipedia, the free encyclopedia)
そして一番最初にメンバーを離脱したジョーですが、その後ショービジネス界から引退して、現在は催眠療法の療法家としてカリフォルニアを拠点に活動しています(⇒Joe Leeway - Hypnotherapist in Tarzana, California)
まとめ&2016年の最新情報
2016年に新作をリリースするとのニュース。
In 2016, Bailey will release a new solo album, with an upcoming single release, "Come So Far", early in the year.
1956年生まれだから今年(2016年)で60歳になりますね。
いやぁ、時の流れを感じます。
といっても、彼らの曲を聞いてた小学生の自分が今やアラフォーなんだから、みんな年を取りますよね。
ぜひまた再結成してバンドの一つです。
-
-
【80年代洋楽ポップス】バンド・デュオおすすめ10曲ランキング
続きを見る