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ハードロックバンド

【Greta Van Fleet】ツェッペリンの再来!凄まじいシャウトとリフに電撃が走った!

2017年11月25日

久しぶりにすごいバンドを知った。

先日タワレコに行ったとき、何かいいCDはないかと試聴していたところ、このバンドのアルバムジャケを発見したのだ。

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新人バンドのジャケと楽曲に衝撃!!

店員さんのPOPで「おすすめ!」みたいなことを書かれてあったので聞いてみると、これがもう・・・ビビビビビッ!と電撃が走ったような衝撃!

何がすごいって、まずそのボーカル!

ツェペリンのロバートプラントを彷彿とさせるようなスタイルと圧倒的な声量、曲の合間やサビ部分、ソロパートで弾けるギターリフの格好いいことといったら!


Greta Van Fleet - Highway Tune

ベースやドラムのテクや安定感もすごいものがあるのかもしれないが、素人の自分にとっては、とりあえず耳にすぐに入ってきて、感性にビンビンに響いた2つのバンドパートに釘付けになったわけなのだ。

何がすごいって、彼らが弱冠19歳(平均年齢)という若さだということ!

まだまだあどけなさの残る顔つきであのボーカルとリフは凄すぎるぞ!!!

ということで、速攻でレジに持っていきました。

しかしレジで「このバンドすごいよね!」的なことを店員さんと話していたら、実はアルバムは別に発売されていて、これはシングルだよってこと。

しかも店では売り切れて入荷待ちだというので、「なんだとー!」となり、帰宅してからAmazonのデジタルミュージックで購入しました。

From The Fires

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ダウンロードしたアルバム

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アルバムタイトル

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曲ゲット!

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それで今、早速アルバムをヘビーローテーションで聞きながら、この記事を書いてます!

Greta Van Fleetってどんなバンド?

それから色々とネットでバンドのことをチェックしていたら、彼らの経歴や背景、動画など(冒頭の)を知ることができた。

まずはバンドの経歴を簡単に紹介してみよう。

2012年に米国ミシガン州のフランケンムースで結成。

メンバーはジョシュ、ジェイク、サムのキズカ3兄弟と、ダニー・ワグナーの4ピースバンド。

バンド名のGreta van Fleetは、同郷の住人の名前からもじったらしい。

2014年にHighway tuneをレコーディング、その後ライブアルバムのリリースなどを経て、2016年1月にHighway tuneがテレビドラマ「Shameless」で取り上げられるまでになった。

2017年3月には同曲がi-tunesでリリース、4月にはミュージックビデオがネット音楽メディアのLoudwireで独占リリースされた。

同月にデビュー作となるミニアルバム「Black smoke rising」がリリース。5月にプロモ―ションツアーをThe Strutsとともに行う。

2017年10月にLoudwireミュージックアワード新人賞を獲得。 

そして2017年11月。前作からの4曲とカバーソングを含む新曲4曲が収録されたダブルミニアルバム「From the Fires」がリリースされた。

Greta Van Fleet - Wikipediaより)

彼らのことを取り上げている日本のメディアは少ないのだが、その中で最も豊富な情報量を掲載していたロックファン御用達のRockin'on.comから、気になる箇所を抜き出して要約させてもらおう。

・ボーカルのJosh KiszkaとギターのJakeは双子で21歳。ベースのSamとドラムのDanny Wagnerは17歳(平均年齢19歳)

・とにかくブルースが好きだという

・バンドのスタイルはどうみてもレッド・ツエッペリンだが、それよりもザ・ストラッツの路線を継承しているようにみえる

・3兄弟のお父さんはミュージシャンで、その影響で子供のころからクラッシック・ロック(ジミ・ヘンドリックス、クリーム、ディープ・パープルなど)に触れていた

・最近行われたライブでは、半数が業界人だったので、今後の活躍が期待できる。

・印象的だったのは、年配の観客も多かったこと。(ツェッペリンのファン)

・ビルボード誌のインタビューでは、ツェッペリンの影響をよく聞かれるが、ほかのミュージシャンの影響も強く受けているとのこと(ジョー・コッカー、ジェームス・ブラウン、ウィルソン・ピケットなど)

最近観た新人バンド、誰もがツェッペリンと形容してしまう3兄弟+1 Greta Van Fleet|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

なるほどな、と。

父親がミュージシャンで、子供のころからジミヘンやクリームやらディープパープルを聞いていれば、そりゃあ、ああいうスタイルになるだろうって。

しかし平均年齢19歳の若さでこの音楽的趣味は渋すぎると思うが・・だからこそ、この時代の音楽が好きな往年のロックファンがハマるのだろうけど。

「From the Fires」のレビュー!

バンドのことを知ったところで、彼らが紡ぎだす音楽をレビューしていこうじゃありませんか。

ということで、全曲に感想をつけて紹介します!

1:「Safari Song」

ボーカルのハスキーなサビ声がまさに”ロバ―ト・プラント”している、ミドルテンポなロックナンバー。合間に入るギターリフもいかにもツェッペリンな感じで好きすぎる。70年代テイスト満載の掴みはOK!なスタートソング。

2:「Edge of Darkness」

スロームードなロックチューン。”ツエッペリン”なボーカルスタイルとリフが相変わらず痺れさせてくれる。異常に伸びのある声と歪みのあるギターが何ともいえずよろしい。

3:「Flower Power」

バンド自ら「ツェッペリンのナンバーを意識して作った」と明言する一曲。ロックバラード風な明るめのパワーソングで、シャウトする度にプラントへの愛を感じる。

4:「A Change os Gonna Come」

序盤から思い切りブルース調な”しんみり系”パワーバラード。ジャニス・ジョプリンを彷彿とさせるソウルフルなボーカルは、とても20歳そこそこの若造とは思えない味と拳と節がある。ジョシュ、君は本当は何歳なんだ?Sam Cookeのカバーソング。

5:「Highway Tune」

バンドの代表曲。ディープ・パープルの影響を感じる「疾走感」溢れるロードソングだが、声のスタイルは完全にプラントそのもので、まさにこの曲こそが彼らのオリジンが何たるかを表現しているのだろう。ボーカル、ギター、ベース、ドラムが一体になって、バイク乗りなら聞きたい一曲。

6:「Meet On The Ledge」

透明感のある旋律とボーカルが、いかにも「天国への階段」をイメージさせるロックバラード。最後のコーラスのハーモニーでちょっとだけ痺れさせられた。Fairport conversaationのカバーソング。

7:Talk On The Street

疾走感のある正統派ロックナンバーというべきか。声とギターリフの雰囲気がスターシップの初期時代を思い出してしまうのはなぜだろう?70年代の味わいをたっぷり詰め込んだ一曲。

8:「Black Smoke Rising」

ミニアルバム時代のタイトルソング。表と裏の声を使い分けるジョシュのボーカルが光る哀愁ロックナンバー。序盤の雰囲気が中盤の変調でガラリと変わりながら、最後はジョシュのシャウトと共に元に戻って、爽やかなギターリフで味付けされる辺りにグググっと引き込まれた。なんにせよ、爽やかなのはいいことです。

まとめ

とにかく凄い!の一言しか出てこない、Greta Van Fleet奏でる熱き70年代ロックの数々。

このバンドをスクール・オブ・ロック時代のジャック・ブラックが見たら、さぞかし腰を抜かして驚くことだろう。「ロックの神がここにもいた!」と。

ノリやグルーヴ感でいうとグレイス・ポッターなんかはすごく近いと思うし(春頃に動物園のイベントでスラッシュやジャック・ブラックと共演していたことにも縁を感じる!)、70年代ロックをリスペクトし、なおかつ兄弟でバンドを組む経歴あたりに、あのダークネスと同じ匂いを感じてしまう。ダークネスはもう少し過激だが。

どう考えてもロバート・プラントにしか聞こえないジョシュの声は、現役時代のツェッペリンを知らない私のような世代にも、あの時代の鼓動を肌で感じさせてくれるリアル感に満ちていると思う。

バンドの演奏も秀逸で、特にギターリフの歪み具合、ソリッド感は、バンドの音楽をよりグルーヴィーに仕立て上げているように感じた。

どうかこれからも変わることなくロックの道を突き進んで、ロックの頂きを目指して欲しい。

そしてもちろん!来日を激希望!!!(無理なら直接ミシガンに乗り込んでやるぜ!)


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