ウィスキーとロックは良く似合う!
もちろんロック割のことではございません(笑)
当ブログでロックと言えば「ハードロック(HR)」のこと!
70年代生まれで思春期を80年代で過ごした私のなかでのロックと言えば、70年代後半から80年代までのビルボードチャート系の売れ線ロックバンドから、コアなファンをもつハードコアスタイルのメタル系、ゴシック系ハードロックになるわけですよ!
そんな心に残る懐かしのバンドたち(今も活躍していますが)の曲を聴きながら飲むウィスキーの美味さはこれまた格別。
一日の疲れを癒すヒーリングタイムとして、ふだんの憂さを晴らすストレス解消タイムとして、人生を深く考える哲学タイムとして、ウィスキー&ハードロックのコンビネーションは日々欠かせないわけですよ。
今回はそんな「MYウィスキー&ロック」ヒストリーとして、普段飲んでいたり、昔から好きなんだよこいつらが!という至高の個人的組み合わせを紹介していこうと思いますよ!
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ウィスキー銘柄&洋楽ロックおすすめ【6選】
1:ブラックニッカ
特徴
・ニッカウヰスキーが製造し、アサヒビールが販売するブレンデッド・ウイスキー
・ノンピートモルトで仕上げたモルトウイスキーと、穀物を原料としたグレーンウイスキーをブレンド
・原料のモルトを乾かすときにピートを使わないことで、やわらかな香りとクリアな味わいを実現
・アルコール度数:37%
日本を代表するブレンドウィスキーです。甘酸っぱい香り、すっきり、癖がない味わい・・・・ウィスキーを飲むときは「匂いが鼻から抜ける風味を楽しむ」が流儀。このブラックニッカの「癖のなさ」は初心者からベテランまで誰でも味わえるオールマイティーさをもっているといえます。そんな万能感あふれるブラックニッカと相性が良いロックバンドが、ディープパープル、レインボー。
すっきりした味わいを楽しみつつも、少しコクのある風味が味のある70年代ロックと絶妙にマッチング!その中でもぴったりな曲は「BURN!」「I surrender」「Wolf to the moon」ですね。「burn!」で心地よく酔い、レインボウの2曲でガツン!と寝落ち!個人的には両バンドに在籍したリッチー・ブラックモアが特にいいですよね。出で立ちが「ブラックニッカ」という感じがするのも高ポイントです!
2:ジャックダニエル
特徴
・テネシー州のジャックダニエル蒸留所で製造されているテネシーウイスキー
・アメリカンウィスキーで販売量1位
・蒸留直後に蒸留液をサトウカエデの木炭に通して濾過する「チャコール・メローイング製法」で製造
・ミュージシャンに人気
・アルコール度数:40度
ロックミュージシャン御用達のウィスキー「ジャック・ダニエル」です。有名どころではミック・ジャガー、キース・リチャーズ、レミ・キルミスター、スラッシュらが愛飲していたことが知られてますね。
ゴージャスでハードコアな洋楽ロッカーたちが愛するジャック・ダニエルは、その熟成に使う樽やサトウカエデが独特の味わいを醸し出しており、さらにバニラやキャラメルのようなスイーツなフレーバーは女性にも人気なんです。そんな癖が少な目で飲みやすいスゥィーティーな味わいは、売れ線ロックが最高に相性が良いということ。ローリング・ストーンズ、エアロスミス、ガンズ・アンド・ローゼズなどなど、70~80年代ロックのこのあたりは何でもござれですよ!
3:ワイルドターキー
特徴
・アメリカのケンタッキー州で造られているバーボンウイスキー
・トウモロコシの比重が少なく、大麦麦芽とライ麦の割合が多め
・名前はオーナーが趣味だった七面鳥ハンティングにちなんで名付けられた
・アルコール度数:40%
甘さがなく癖が強い、香り強めのバーボンウィスキーです。飲み越しが舌に残らないので、チビリチビリとじっくり飲むのに適しています。若い頃にストレートでグビグビ飲んでたら、意識はあったけど、体が動かなかくなった唯一のウィスキーでもあります(笑)とにかく硬派な酒という印象で、度数もわりと高めでガツン!ときますね。そんなところが「クラシカル」で「癖が強く」「物語風」な曲を奏でるバンド「ブラインド・ガーディアン」と最高に相性ばっちり。
荘厳で奥行きのあるクラシカルロックを聴きながら飲んでいると、心地よく酔えるから不思議ですね。世界観にハマれるという意味では、レッド・ツエッペリンの「天国の階段」「カシミール」あたりも飲みながら異世界に旅立てて好きですよ。
4:ジョニーウォーカー(黒ラベル)
特徴
・英国スコットランド発祥のスコッチウィスキー
・製法や年代によってラベルの色が分類
・12年以上熟成させた原酒を厳選してブレンド
・アルコール度数:40度
スモーキーな香りが特徴的です。愛好家のサイトを見ると「バニラのような甘みと、フルーティーで奥深い味わい」という表現が見受けられますが、個人的にはウィスキー特有の甘さはなくて、とにかくスモーキーな香りのほうが鼻にくる感じですね。癖少なめで飲みやすくてスモーキーな香ばしさが魅力といえば、これに合うロックはAC/DC一択でしょう。
ヤング兄弟の切れのあるギターリフとブライアンのハイトーンなロックボイスが、ジョニ黒のソリッドな香ばしさと合いまくり。「尖った感じ」「刻みようなリフ」「音がつまみになる」「リズムが酒にあう」の4拍子が揃えば、もうそこはAC/DCワールドですから!サンダートラック、ハイウェイ・トゥ・ヘルが最高に合いますね!
5:フォアローゼズ
特徴
・アメリカ・ケンタッキー州で製造されたバーボンウイスキー
・トウモロコシを中心にライ麦、大麦が原料
・蒸溜後は内側をバーナーで焦がしたホワイトオークの新樽に詰めて熟成
・アルコール度数:40度
甘さがあって、まろやかな味わいが特徴的なバーボンウィスキーです。飲みやすくて、癖がない滑らかな風味は「走る」感じのハードロックバンドハロウィンが最適です。
あの独特のシャウトがこれまたフォアローゼズの滑らかさに合うんですよね、最高に!(ものすごく主観的ですいません)中でも「キーパー・オブ・ザ・セブンキーズ」は最高にハマる感じ。これを聴きながらローゼズをチビリチビリやる至福の時間はもう「フォーエヴァー・アンド・ワン」の世界観ですから!
6:ザ・マッカラン
特徴
・スコットランドのスペイサイドで作られているスコッチウイスキー
・原料は肥沃な土地から取れる大麦と、泉から湧き出るミネラル豊富な水
・熟成にはスペイン北部の森林のオークから選定した樽を使ったシェリー樽を使用
・アルコール度数:40度
癖がなく、すっきり滑らかな味わいが特徴的です。白ブドウを使ったシェリー酒の樽で熟成させたウィスキーなので「華やかな風味」が他のウィスキーと一線を画している感がありますよね。そんなすっきり滑らか、華やかな風味をもつマッカランに合うロックはズバリ「オジー・オズボーン」。
オジーといえば「クレイジートレイン」「パラノイド」がすぐに浮かびますが、マッカランに合うのはむしろ「ママ・アイム・カミングホーム」「グッドバイ・トゥ・ロマンス」「アイ・ジャスト・ウォント・ユー」なんです。哀愁があって雰囲気のあるバラード曲は、マッカランのもつ「華やかだけど重厚な味わい」とやたらと合うんですよね。夜に一人静かに飲みながら聞くと心地よく寝落ちできますし、雰囲気のある店でこの曲が流れていたら「マスター、マッカラン、ロックで」とオーダーしたくなりますから。まさに「ノスタルジーに浸りたい時」用の銘柄でもありますから!
まとめ
洋楽ロックに合うウィスキー「ベスト6」如何だったでしょうか?
紹介したウィスキーのいくつかはロックソングに合うだけでなく、実際にミュージシャンがこよなく愛したおかげで有名になったブランドもあったりするので、お互いが相乗効果で高め合ってきたというイメージがありますよね。
ウィスキーとハードロック(音楽)はとにかく合います。
味わえば味わうほど、聞けば聞くほど「体に染み入る奥深さ」が年をとった今ではしみじみと感じることができる四十路の幾月。
個人的にも昔はストレートで飲むこともありましたが、最近はロック割で飲むことがほとんどなので、まさにロックとロックの融合という感じですよ。
これからも愛したいウィスキー&ロックの組み合わせに乾杯!ですね^^
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