別に男でなくても、ロック好きなら確実にハマる洋楽バンドの一つが「ミスタービッグ」だ。
結成以前はメンバーそれぞれが有名バンドで活躍していたようで、実力派ぞろいの共演に音楽通は心沸き立ったという。
*記事の最後にドラマーのパット死去の報を載せています。(2018年2月10日)
コンテンツ
ミスタービッグとの出会い
自分も高校時代はかなりハマっていたのだが、もちろん当時の僕はそんな裏情報を知るよしもなく、ただただ「すげえかっくいい!」とばかりに、アホみたいにCDを毎日聞いてハモっていたのが懐かしい。
結成当初はアメリカ本国よりも日本で人気があったようだが、「To be with you」が大ヒットしたことでスターバンドの地位を得た。
Mr. Big - To Be With You (MV)
もちろん当時の僕はそんなことを知るよしもなく、ただただ「かっくいい!」とばかりに、毎日アホみたいな顔をして、通学中の電車内でヘッドバンキングしていたのが心恥ずかしい。
一躍世界的ビッグバンドになったミスタービッグも、他のメジャーバンドの例に漏れず、メンバー間の不和で解散の憂き目に遭う事になった。
途中で元ポイズンのリッチー・コッツェンを新ギタリストに迎えて、心機一転をはかったようだが、やはりバンドの崩壊は避けることはできなかった。(2002年に解散)
しかし!!
別に大文字で書くことは全然ないが、2009年にバンドは再び再会を果たすことになるのだ。
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バンド再結成!
2010年12月、9年ぶりにオリジナル・メンバーでは、約15年ぶりのスタジオ・アルバム「What if...」がリリースされることになる。
バンドの再結成は大変喜ばしいことだと思うし、これからも活躍して欲しいと願う気持ちは充分にあるが、僕的には途中で加入していたリッチー・コッツェンの存在が非常に気になる。
2002年の解散は別にこの人のせいではないと思うが、この人はポイズン時代にドラムの婚約者を略奪した前歴もあるので、ひょっとしたら・・・という週刊誌的な読みが頭をよぎってしかたがない。
まあどうでも良いことなのだが。
しかしポイズン時代もそうだったが、この人の顔はいつ見ても濃いな・・・
まとめ
ちなみにボーカルのエリック・マーティンは、数年前から日本の女性歌手の名曲をカバーしたアルバムを出している。
売れ行きもかなり好調のようで、これも徳永英明先生さまさまだろう。
もともと日本で最初に人気が出たから、ファンへの恩返しの意味もあるのかな。
今日の曲「just take my heart」は、91年発表のアルバム「Lean into it」からのシングルカットです。
Mr. Big - Just Take My Heart (MV)
パット死去の訃報(2018年2月10日)
上のレビュー記事から7年後の2月7日に、ドラマーのパット・トーピー氏が死去した。
死因はパーキンソン病の合併症によるものだという。
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【訃報】ミスタービッグのドラマー、パット・トーピー氏が死去
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多くのファンに愛された優しい人だった。
どうか天国でも愛するドラムを叩き続けて欲しい。
心よりのご冥福をお祈りします。
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ロックバラードの雄、エリック・マーティンの「胸いっぱいの愛」
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