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【スターウォーズ感想】ダースベイダー誕生!エピソード3「シスの復讐」(Starwars: Revenge of the sith)

投稿日:2005年7月10日 更新日:

「スターウォーズ エピソード3」です。

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1970年代から始まったスペースオデッセイも、ついにここに完結というわけで!

実際にはここからが、この映画の真の主人公であるアナキン・スカイウォーカーの悪の始まりというところですが・・・

あらすじ(三部作全体)

ジェダイ。それは万物の間に流れる力「フォース」を読み取り、自在に操ることで、世界の秩序を保とうとする賢者の一団だった。

時の権力者に助言をする諮問機関のような存在だったジェダイは、次第に自ら剣を持って戦い、世俗に直接関わる政治集団として変質していった。

ジェダイの存在価値は究極的には「自らを捨てて宇宙の秩序を保つもの」であったが、それに反旗を翻し「己の欲望、野望のためにフォースを使う」暗黒集団「シス」の勃興を招いていた。

長らく続いたシスとジェダイの戦いは、やがて銀河共和国の政争に深くかかわり、その終末に大きな影を落とすことになる。

ジェダイに属するマスター(師匠)クワイ・ガン・ジンとその弟子オビ・ワン・ケノービは、共和国内で勃発する分離主義運動の鎮圧に向け、評議会の命を受けて奔走していた。

そんなあるとき、辺境の星で一人の少年に出会う。

アナキン・スカイウォーカーと呼ばれる少年は、奴隷の母親と一緒に暮らしていた。

ふとしたことで出会ったその少年にただならないフォースの強大さを感じ取ったクワイは、古より伝わる「宇宙にフォースのバランスを取り戻すもの」という伝説を体現する存在として、評議会に自身の弟子にさせるように依頼する。

しかし少年の未来に影を見て取ったグランドマスター、ヨーダはその依頼を渋った。

やがてクワイは暗躍するシスの弟子に討ち取られてしまう。

クワイに少年アナキンの修行を頼まれたオビワンは、師クワイを殺害した敵を倒し、ジェダイ評議会にそのことを認めさせたのだった。

時は移り、成長したアナキンはオビワンとともに、激しくなる分離主義運動の鎮定に向けて活動を続けていた。

その過程で出会ったナブー王国の王女パドメとアナキンは恋に落ちた。

恋愛は我執を良しとしないジェダイに禁じられていたが、アナキンは隠れてパドメを逢瀬を繰り返したのだった。

やがて分離主義勢力との戦いが顕在化し、オビワンはアナキンとともに一層激しくなった戦争に将軍として参加する。各地の戦いで勝利し、英雄とたたえられた二人だったが、師と弟子の心の溝は深まるばかりだった。

ジェダイの「己の無にする」掟に従順なオビワンと、かつて奴隷の生まれで、自らの無力で母を失った過去を持ち、愛するものを失うことに過剰な恐怖を感じるアナキン・・

そんななか、ジェダイの宿敵であるシスの暗黒卿であるにも関わらず、その正体を隠して共和国議員に身を扮して共和国の乗っ取りを企てるパルパティーンは、アナキンの心の隙を突いて、ダークサイドへといざなう。

ダークサイドには亡くなったものを甦らせる法があり、それを共に追求しないかと耳にしたのだ

やがてパルパティーンの正体を見破ったジェダイマスター、メイス・ウィンドゥが暗殺を試みるが、それを止めてメイスを倒したアナキンは、ついにパルパティーンの元に膝まずき、その弟子となることを誓う。

こうしてアナキンはダークサイドに寝返り、共和国を乗っ取ったパルパティーンの命令のもと、ジェダイは共和国の敵として抹殺指令を下されたのだった。

そのことを知らされたパドメは、アナキンをジェダイの側に戻るように説くが、もはや無駄だった。

次々に抹殺されていくジェダイの中、オビワンは分離主義勢力の本拠地でアナキンと対決を果たす。

ギリギリのところでアナキンを倒したオビワンは「お前は選ばれし者だったのに!」と悲痛な叫びを残し、星を後にしたのだった。

やがて到来したパルパティーンとその部下によって瀕死のアナキンは助けられ、失った皮膚と手足を機械のパーツで補う手術を受ける。

こうしてダースベイダーが誕生したのである。

怒り狂ったアナキンによって頸部を絞められたパドメは、すんでのところにオビワンに助けられたが、アナキンが変貌してしまったショックで死の境をさまようことになる。

そのお腹にはアナキンとの間に宿した子供がいたが、出産したのち、ついにパドメは命を落としてしまうのだった。

わずかに生き残ったジェダイ、ヨーダとオビワンは、アナキンとパドメの二人の子供を別の惑星に逃がし、その成長を見守っていくことになった。

二つの太陽を見つめながら、やがてくる銀河系の夜明けを願ったのである。

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ルーカス監督の思いが詰まったスペースサーガ!

一見、善と悪の勧善懲悪なSFアクションなのですが、その実、現代社会が抱える様々な問題に対して、何らかのメッセージ込められているこのシリーズ。

改めて全作品を通して見てみると、ほんとよく考えられたストーリーだなあと感心しきりですね。

作中には常に何かしら、ルーカスの教示みたいなものが映画の中に散りばめられているような気がして、つい真剣に見入ってしまいます。

中でも、旧3部作でオビワンが言った言葉 「あらゆることが必然だったのだ」 は、仏教の輪廻転生の思想が現われていて、オリエンタルな感じがします。

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そもそもこの「スターウォーズ」シリーズは、ルーカスが日本の時代劇の影響を強く受けて作られた作品だといわれています。

ちょうど、「ラストサムライ」のトム・クルーズみたいなもので、「オビ・ワン・ケノービ」の「帯が一番である黒帯」や、「ジェダイ」の「時代劇」なんかは、その典型的な例でしょう。

登場人物の衣装など日本の着物風みたいなのが多いことからも分かります。

ダースベイダーやクローンのかぶる面は、戦国時代の兜そっくりで、ジェダイの騎士など完全にサムライですね。

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ライトセーバー持って立ち回るシーンなんか、時代劇のアクションそのものといったところで、まさにルーカス監督の古き良き映画への思いが溢れ出ている一幕だといえます。

スペース・サーガの始まりと終わり

アナキン・スカイウォーカーの描き方もよかった。

ベイダーへと変貌を遂げていくシーンなんて、ほんと感情移入してしまいましたよ。

「うんうん分かるぞアナキン。でもそこは我慢するところだぞアナキン!」

てな感じでね。

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今でも本当に悔やまれるのは、クワイ=ガン=ジンが早く死んでしまったことです。

エピソード1で出てきた、オビワンの師匠であるジェダイ騎士ですが、彼が旅先で少年時代のアナキンと出会ったときから、この物語は始まったのですから。

 

少年アナキンに類まれなるフォースの力を見て取ったクワイは、奴隷主からアナキンを買い取ることにしたのですが、本来ならアナキンの教育はこのクワイがするはずだったところを、敵の暗黒ジェダイ、ダース・モールと激闘の末に殺されてしまって、急遽オビ・ワン・ケノービに師匠役がバトンタッチされたという・・・

しかし当時のオビワンじゃあ、この仕事、荷が重すぎます。

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大体、この頃のオビワンて、まだ26,7才だったのと違うの?

20代そこそこで人の師匠になったらダメだろう!

しかも、アナキンはとても複雑な性格の持ち主。

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子供の頃は奴隷で、長じてオビワンの弟子となってから遭遇したある事件で母親を目の前で失い、怒りのあまり、その死の原因となった部族を皆殺しにしてしまうという、ジェダイの道に反する行為を犯してしまう過激さを持つ激情型。

そのことでさらに一層、悩みが深まっていくタイプの、いわば深い業を持ったこの弟子を、オビワンのようにいたって楽天的で、順風満帆なジェダイ人生を送ってきた若造師匠が、精神面で支柱となって、正しい方向に導いていけるわけがないような気がするんですよね。

しかし、これがクワイなら話は違っていたでしょう。

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自身も若い頃に苦労した経験をもち、どちらかというとジェダイ評議会の決定にも反抗するタイプのアウトサイダー気質の彼なら、自分と同じような破天荒な性格を持つアナキンに海のような深い理解を示した上で、数々の失敗を繰り返してきた(多分)自分の経験を生かし、的確なアドバイスを送ることが出来たはずだと思うんですよ。

それが無理ならせめて、ヨーダあたりが自分の弟子にするべきだった。

ジェダイ最強のヨーダ自らアナキンを鍛えていれば、多少なりとも状況は違ったはずです。

なのに実際は「ダークサイドが・・」とか、「強いフォースが・・・」とか繰り言ばかり言っている予言ジジイの始末。

もうそんなんええからね・・・

グレムリンみたいな耳をぴょこぴょこ動かさんと、黙ってさっさと鍛え上げたれよ!

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と言いたいです。
でもって、こういうヨーダのやる気のない対応が、結局アナキンをダークサイドに走らせてしまうという悲劇になるわけです。
それで最終的には、ジェダイ訓練生の子供たちを血祭りにあげるまでの外道に成り下がるわけですよ。

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最後は師匠のオビワンと闘って、優勢な戦いを進めながらも、自信が傲慢に変わって手足を切られて溶岩流のそばに放置プレイを受けるという、とことん悲惨な結末・・・

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「お前が憎い!」

そんな負け犬の遠吠えをいっても時すでに遅しです。自分の愚かな行いが、後世でどれだけ銀河系の迷惑になるかをそこで早めに反省しときなさい、と個人的には言いたい。

一方のオビワンもかなり冷酷で、

「選ばれし者だったのに!」

と涙ながらに絶叫しながらも、吹き寄せる溶岩風があまりにも熱かったのか、自分だけさっさと立ち去るという、鬼の速足。

体中を焼け焦がしながら苦しみにのたうち回る弟子にとどめをささずに・・・

このときの温情(?)というか、放置プレイが仇になって、ダースベイダーとなったアナキンに数十年後に仕返しをされるのですが、まあそれはまた後の話ということで。
まあなんだかんだで結局は、アナキンが皇帝を倒して宇宙に調和をもたらすのですから、やはり全てが必然だったのでしょう。

シスが覇権を握ったときのジェダイ評議会も、相当程度に組織疲労をおこしていたのですから、ああいう形で鉄槌を食らって解体する羽目になったのも、やはり時代の必然だったといえるのかもしれません。

陰と陽、光と闇の調和こそが、フォースの真の形なのですから・・・・

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まとめ

こんな感じでようやくひと段落がついた、スターウォーズ・サーガの3部作。

全6作になるこのシリーズで、ルーカス監督はひとまずメガホンを置くと宣言していますね。

ファンとしてはまだまだ続いてほしいので残念ですが、これもフォースのお導きなのでしょう。

ぜひとも外伝でお会いしたいものです。

The moment Anakin changes into the darth Vader gave me goose bumps on my skin. The best space sarga series ever.

本格的なライトセーバー専門店です!

【スターウォーズ関連】

⇒最後のジェダイ感想

⇒ハン・ソロ外伝レビュー

⇒ローグ・ワン感想

⇒フォースの覚醒レビュー

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