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ガンズ・アンド・ローゼズ

ガンズの名曲「パラダイス・シティ」はバンド崩壊の序章だった?!

2010年11月16日

1stアルバム「Appetite for distriction」からの一曲。

スウィート・チャイルド・オブ・マインと並ぶ、ガンズを代表する名曲である。

ライブではトリに、かなり高い確率でこの曲が使われてきたことでも有名だ。

一方で、それまで鉄の結束を誇っていたガンズというバンドが、後に引き起こされる音楽性の違い、メンバー間の軋轢の兆し(アクセルVSその他メンバー)が垣間見えた作品でもある。

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メンバー間の葛藤を呼んだ初期の名曲秘話

ギター、ベース、ドラム、ボーカルのシンプルな構成での骨太なロックを望むギターのイジーストラドリンが「なんでシンセサイザーが入ってるんだ?」の疑問を示したのに対し、アクセルが無視してレコーディングを強行したという話を昔、何かの記事で読んだことがあった。

アクセルは子供の頃に聖歌隊でピアノを弾いて歌った経験を持っていて、さらにクィーンの強い影響を受けたこともあってか、クラッシックまではいかないにしても、単純なロックの中にある種の荘厳さを織り交ぜたかったのではないかと想像する。

実際に「use your illution」以降のオリジナルアルバムでも(といっても2枚だけだが)、独特のピアノを絡めた重厚なバラードが数曲展開されていることを見ても、彼本来の音楽の嗜好性がそういったところにあるのは確かだろう。

そしてそれが後にイジー・ストラドリンやスラッシュらとの確執を生み出す音楽的要因の一つになった・・・・といえば邪推だろうか?

そんな余談は別にして、このパラダイスはとにかく格好いいの一言に尽きる。

曲や歌詞共にガンズというバンドそのものを表現している楽曲だし、ファンにとってもバンドの黄金期を感じることができる代表的な曲の一つだ。

僕自身も中学3年の初めに洋楽番組でこのPVを見て、ガンズの織り成すライブアクトのあまりの格好良さに、「おおっ!」と声を上げ、思わず持ってた鉛筆を落としたぐらいだった。(受験勉強中だったのですね)

さらに一年後の中学卒業間近の春にラジオのアメリカントップ40でこの曲を聞いて「まだチャート上におったんかい!」と違う意味での驚きのあまりに、書いていたシャープペンの芯を折ってしまったという筆圧ガンズな体験をしたくらいだ。(ラブレターを作成中だったのですね)

こうして考えてみると、パラダイスシティはかなり個人的に思い出深い曲であることは間違いないし、今でも事あるごとに「テイクミーダウン、トゥザパラダイスシティ」とトイレで口ずさんでいるのは言うまでもありません。

1994年以来、8年近くの長い沈黙を破って、2002年にMTVアワードのステージに躍り出たときも、アクセルら新生ガンズはこの曲をトリに使っていた。

体型や声は全盛時のアクセルとは比べるべくもなかったが(思わず声を失いました)、それでも会場は大盛り上がりだたし、僕も思わず食べていた焼きそばUFOを口から半分を落としてしまったぐらいにヒート!!!

良い曲は時代を超えて生き残る

たとえアクセルが中年親父から高齢老人への道をまっしぐらに突き進もうとも、当時のガンズの強烈なインパクト、そして綿密な構成によって裏打ちされた楽曲の素晴らしさは永遠に不滅なのです。

まとめ

そして嬉しいことに、ガンズのニューアルバム製作のニュースが、ギターのDJアシバによってもたらされたとのこと!

「(新作について)話している最中だ。いろんなアイディアを出し合っている。いい感じだよ。いいものがいっぱいあるんだ。(『Chinese Democracy』ほど)長くはかからない。約束するよ」「次のに取り掛かるの、楽しみにしているんだ。アクセル(・ローズ)はいいものをたくさん持っている。だから、ワクワクしているんだ」(ガンズ・アンド・ローゼズ「新作はあんなに待たせない」

これはもう非常に楽しみであります。

もう何年も待たされるのはゴメンこうむりたい。

バークスの記事の最後に締めくくられていたように、アクセル御大の還暦を迎える前に、新作を目にすることを強く望みたい今日この頃!!

*2014年4月時点では未だに新譜はでておらず。ギタリストのリチャード・フォータスが2014年4月に”ガンズ・アンド・ローゼズ「ニュー・アルバムはもうすぐ」”とインタビューで答えたようです。すでにアシバの「もうすぐ」発言から足掛け4年は経過しておりますが・・・

アクセル!アルバムはよ出しや!

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