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「サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」の歌詞で英語学習!

2022年1月19日

1930年代に伝説のジャズトランぺッター、ルイ・アームストロング氏がプレイした「サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」からの英語表現を学ぶ回です。

日本語訳で「陽の当たる道で」という意味のこの歌は「誰かと出会ったことで人生は変わった」という前向きな気持ちを味のあるトランペットと、アームストロングの渋い声とで演奏&歌い上げています。

歌のレビューに関しては別記事で詳しく取り上げているので、興味のある人はこちらをご覧ください。

サニー・サイド・オブ・ザ・ストリートは穏やかで優しい気持ちになれる曲!

今回はこの歌の英語歌詞を訳しつつ、その中からとくに気になる表現をピックアップしていこうと思います。

サニー・サイド・オブ・ザ・ストリートの歌詞と和訳

まずは歌の動画をご覧いただきましょう。

アームストロング氏の公式動画チャンネルなので、この歌の正式なバージョンになっています。

ということで、この動画で歌われている英語歌詞とその和訳ををまとめていきますね。

Grab your coat and get your hat

(コートを取って帽子を被ろうよ)

Leave your worry on the doorstep

(悩み事は玄関前の階段に置いてさ)

Just direct your feet

(まずは歩き出そう)

To the sunny side of the street

(明るい表通りに向かって)

Can't you hear a pitter-pat?

(パタパタする足音が聞こえないかい?)

And that happy tune is your step

(その幸せそうな音は君の足音だよ)

Life can be so sweet

(きっと楽しい日々が待っている)

On the sunny side of the street

(陽のあたる通りにいればね)

I used to walk in the shade

今までは日陰を歩いていたよ)

With those blues on parade

(憂鬱な毎日の中でね)

But I'm not afraid

(でも僕は怖くなかった)

This Rover crossed over

(だって今までの生き方から一変したから)

If I never have a cent

(たとえ一文無しになったって)

I'll be rich as Rockefeller

(ロックフェラーみたいな大金持ちになった気分になれるさ)

Gold dust at my feet

(足元の塵だって黄金に変わるよ)

On the sunny side of the street

(陽の当たる通りを歩けば)

そのまま直訳すると、かなり意味が分かりにくくなるので、前後の意味と合わせながら意訳する形になってます。

曲のゆったりとした、でも明るい雰囲気さと落ち着いたアームストロングの歌声を聞きながら、歌詞を読んでいると、なんだかものすごく元気づけられるような気がします。

そんな素晴らしい歌詞をこれから分解して、それぞれの気になる点を取り上げていきますね。

英語歌詞で気になった部分をピックアップ!

1セット目の英語表現

Grab your coat and get your hat

Leave your worry on the doorstep

Just direct your feet

To the sunny side of the street

最初のGrabは「握る」「とる」の意味です。

これに繋がる表現がget「とる」ですね。

どちらも同じ意味なので「コートと帽子をとって」となります。

続くleaveは「残す」「置く」という意味です。

何を「残す」のかというと、your worrry(きみの心配事)。

それをon(~の前に)the doorstep(玄関の階段)となります。

心配事を玄関前に置いていこうって、かなり素敵な表現ですよね。

そして「Just(ただ)direct(向けよう) your step(君の足先を)」ときて「To(~に向かって)the sunny side of the street(陽の当たる通り)」となります。

心配事は玄関前に置いて、陽の当たる通りに行こうよ!という流れですね。

いやあ、もうこの時点で心に染みてきますよね!

2セット目の英語表現

Can't you hear a pitter-pat?

And that happy tune is your step

Life can be so sweet

On the sunny side of the street

Can't you hear?は「聞こえるかい?」という問いかけです。

何が聞こえるのかというと「a pitter-pat」。

これは「パタパタ」とか「ドキドキ」という擬音の表現です。

どちらの擬音になるのかは、続く文章を見ながら決めていく感じになります。

続いて「And(そして)that(その)happy tune(幸せな音は)」となって「is your step(君の足音だよ)」と答えているわけです。

なので「パタパタ」という擬音のほうが「足音」を連想できるという流れではないかと思います。

そしてLife can be(人生は~の可能性がある)so sweet(とても甘い)となりますので、ここは意訳して「きっと素晴らしい人生になるよ」とすれば自然になるのではないでしょうか?

最後はもちろん「On the sunny side of the street(陽の当たる通りを歩けば)」で締めですね!

3セット目の英語表現

I used to walk in the shade

With those blues on parade

But I'm not afraid

This Rover crossed over

では3セット目です。

まず最初のI used toは「今まで私は~をしてきた」という習慣を表します。

何をしてきたかというと、walk in the shade(日陰を歩いてきた)ということ。

続くWithで「~という」条件・状態が付きます。

どんな状態かというと、

those(そんな)blues(憂鬱な)on parade(連なり)

になります。

ここは少し意訳が必要になってくる表現です。

blues on paradeで「憂鬱」「連なり」とくれば連想するのが「憂鬱の連続⇒憂鬱な毎日⇒憂鬱な日々」となると思われます。

そうすると全体の訳が見えてきますね

⇒憂鬱な日々の中、私はずっと日陰を歩いてきた

という感じですね。

そしてBut I'm not afraid(でも私は怖くない)ときて、

This Rover(この放浪は)crossed over(渡り切った)

ときます。

ここも意訳の必要があります。

roverは放浪なので「ふらふらしてた日々」「迷ってた日々」と訳し、crossed overで「is crossed over」と省略されているisがあって「渡り切った」と訳します。

これで「迷っていた日々は終わったんだから」というニュアンスになるという感じですね。

4セット目の英語表現

If I never have a cent

I'll be rich as Rockefeller

Gold dust at my feet

On the sunny side of the street

最後の節になります。

まず始めの「If I never have」は「もし~を持っていなかったら」という仮定法の表現です。

何を「never have」なのかというと「a cent」で「1セントも」。

つまり「一文無し」ということですね。

続く英文は「I'll be rich」「私は金持ちになるだろう」で、I の次にwil(~だろう)が省略されています。

続く「as」で「~のような」で「Rockefeller」つまり「ロックフェラー」。

ロックフェラーはアメリカの有名な大金持ちの実業家の名前です。

日本でもロックフェラー財団として有名ですよね。

つまりは「ロックフェラーくらいの金持ちさ」と言っているわけです(気分は)

そしてGold(黄金)dust(塵・ほこり)at my feet(僕の足元にある)となります。

ここも意訳が必要で「足元にある塵やほこりも黄金みたいなものさ」と「気分の明るさ」を表現しているわけです。

そしてそういう気分になれるのは、もちろん「On the sunny side of the street」(陽の当たる通りにいれば・歩いていれば)となるわけですね!

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まとめ

如何だったでしょうか?

歌詞をしっかり読むと、より歌の背景や描写がはっきりと鮮明に目の前に広がるような感じがしますし、さらに気分が明るくなれますよね。

この歌が作られたのは戦前で、アメリカ白人が作詞作曲をしています。

それを人種差別の激しかった時代に、黒人であるルイ・アームストロングが演奏して歌ったことで、歌の持つ意味や希望がよりリアルな形になって聞く者の胸に迫ってくる気がします。

英語的には、こういった歌の英語は文法的には崩して合ったり、辞書には載っていないようなスラングが含まれていたりするので、訳すのは結構骨が折れるんですよね。

でもこの歌に関しては、歌の背景がはっきり見えているので、逆に意訳してもイメージしやすかったなと。

歌や映画のセリフは、その時代の生きた表現がたっぷり詰まっていますよね。

教科書や辞書に載っていないような表現や訳し方もたくさんあります。

自分の目で見て読んで感じてみて、自分なりの解釈で読み解いていくことで、新しい英語の扉を開いていけたら嬉しいですね!

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