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ボン・ジョヴィ「禁じられた愛」から英語を学ぼう

2020年5月13日

世界的ロックバンド「ボン・ジョヴィ」の大ヒットソング「禁じられた愛」からの英語歌詞スタディです。

この曲は1986年にリリースされ、当時の全米ビルボードチャートで1位を獲得しています。

洋楽を聞き始めて2年ほどの頃で、初めてボン・ジョヴィというバンドを知ったのも、確かこの曲だったと思います。

そんな彼らのまだ若々く荒ぶるパッションに満ちたロックソングには、意外にも「使える表現」が多いと感じた次第。

ということで、今回はスーパーメジャーヒットソングの英語歌詞を取り上げていきます。

「禁じられた愛」の真意は?

原題は「You give love a bad name」。

直訳で言うと「お前は愛に汚名を与えた」となります。

これを「禁じられた愛」という邦題にしたのは、歌詞全体の意味を捉えてもなお「ん?」という感じがしますね。

というのも、全体的なニュアンスは「純粋で魅力的だと思っていた女性が実は性悪で、俺は騙されたぜ(それでも愛してるがな)」という意味合いなので、そこを「禁じられた」と言い返るのは正直イメージが湧きません。

おそらく歌のタイトルをつける際は「正確な意味」よりも「言葉の響き」が大切ということで、この邦題が採用されたと思うのですが、自分的にはあまりしっくりこないんですよね。

なので、タイトルを正確に訳すとなると「偽りの愛」というぐらいが妥当なのではないかと思います。

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歌詞の和訳要約

英語歌詞の和訳を要約してみました。

心を撃ち抜かれてしまったのは、お前のせい

でもそれは偽りの愛なのさ

天使のような笑みに騙されたら地獄にまっさかさま

一度ハマると抜け出せない愛の監獄ってやつさ

お前は愛をゲームにしてしまう

俺はそれに乗せられただけ

妖しい笑みも恥じらいのある演技も

すべては罠

心を撃ち抜かれてしまったのは、お前のせい

でもそれは偽りの愛なのさ

全ての英語歌詞を訳したわけではなく、あくまで私なりに意味をかみ砕いてまとめたものです。

というか、本当に性悪な女だ(笑)

騙されている主人公もまんざらではなさそうなところが「愛の罠」ってやつでしょう。

そんな女性に心を奪われた男の歌の歌詞の中から「これは使える!」と感じたフレーズや単語をピックアップしていきましょう。

「禁じられた愛」気になる英語フレーズ・ワード

「愛」について(You give love a bad name)

冒頭に説明したフレーズですね。

歌のタイトルにもなった英文です。

構造は簡単で、

You(あなた)・give(与える)・love(愛に)・a bad name(悪い名前を)

というシンプルなものです。

直訳すると「あなたは愛に悪い名前を与えた」で、かみ砕くと「あなたは愛に汚名を着せた」。

これでも意味がいまいち不明なので、他の歌詞を読んで登場人物の状況や心情をくみ取ったうえで「禁じられた愛」「偽りの愛」となります。

後者の「偽りの愛」は私がここで考えたものですが、正式な邦題の「禁じられた愛」よりも歌の意味を掴んでいると思うのですがねえ。

皆さんはどう思われますか?

骨折り損(play my part and play your game)

英語歌詞では「I play my part and you play your game」(俺はお前の決めた役を演じただけ)の意味で使われています。

つまり「お前を好きになって色々と尽くしてきたけど、お前は俺を愛しているように演じていただけで、結局俺だけがバカを見ていたのさ」という流れになります。

この英語が「使えるな」と思ったのは「動詞が同じでも、andで並べてニュアンスを少し変えるだけで、意味がガラッと変わる」というところ。

ここは言葉の説明だけでは難しいので、例文でその雰囲気を感じてもらえればなと思います。

【例文】

・I pray for you and you pray for yourself

⇒君のために祈ったけど、君は自分のためだけだった

・I work for the company and the company doesn't work for me

⇒会社のために働いてきたが、何の見返りもない

・I love her and she love him

⇒彼女のことを愛しているが、どうやら片思いのようだ

売り(is what you sell)

英語歌詞では「An angel's smile is what you sell」となっていて、意味は「天使の笑みがお前の売り」です。

本当は性悪なのに、笑顔はピュアで男をだます女だぜお前は!という男の非難めいたセリフになりますが、この「売り」という部分に「おっ、使えるな」とビビッときました。

日本語でも「売り」は「~が俺の売り」「~はお前の売りだろう?」というように、その人の「個性」「や「特技」を押し出す「アピールポイント」という意味で使われる表現です。

日常生活でも仕事や恋愛で使えるフレーズで、この部分の英語は「生きてるな」と感じさせてくれました。

【例文】

・Your big voice is what you sell(君の大声は売りになるよ)

・Her beautiful face is what she sells(彼女の美しい顔はセールスポイントね)

・My calculating ability is what I sell(計算能力が私のアピールポイントです)

~してくれたと思ったら、すぐに(promise me, then)

英語歌詞では「You promise me heaven, then put me through hell」で、意味は「お前は天国を約束してくれたが、すぐに地獄につき落としてくれた」となっており、言外に「この鬼が!」と男性が罵っている姿が頭に浮かびます(笑)

このフレーズのポイントは「promise me heaven, then」で、promise me(私に天国を約束する)、then(すると、それから)というふうに、後半のthenに含まれた「間髪おかずすぐに」的なニュアンスが、前の甘い状況からの急転直下ぶりを如実に表現してくれています。

これも応用が利くフレーズで、以下のような言いかえが可能です。

【例文】

・My boss promise me raise, then he put me through hell

⇒上司は昇給を約束してくれたが、その後、逆だと分かった

・She promise me her love, then she put me through hell

⇒彼女は愛を約束してくれたけど、すぐに嘘だと分かった

逆に良い意味でも言いかえが可能です。

【例文】

・My teacher gave me tons of homework, then she stayed with me to get them finished till they're done.

⇒先生は僕に山ほど宿題を与えたけど、終わるまでずっとそばにいてくれたよ

・He promised me get fired, then he was fired

⇒彼は私を首にすると宣言したが、彼が首になった

こうやって見てみると「promise」はこのフレーズの決定条件ではなくて、「then」が「~だが、すぐに~」を導くキーワードだと分かりますね!

がんじがらめ(got a hold on me)

英語歌詞では「Chains of love got a hold on me」で意味は「愛の鎖で俺はがんじがらめ」です。

使えるなと思ったのは、文の後半の「got a hold on me」。

「got・a」は口語独特の「言葉にリズムをつける」フレーズで、「主語・got・a ・動詞」になる形が多いです。

日本語に対応する言葉はないですし、意味的には主語と動詞だけで通じるのですが、got a を加えることで言葉にリズムをもたせる働きがあるという感じですね。

ちなみに「hold on」は「固定する」の意味です。

つまり主語は「chains of love(愛の鎖)」で、動詞は「hold on(固定する)」、ここにgot a とmeを加えて「愛の鎖ってやつは、俺をがんじがらめにするんだよ」という「カジュアルな」フレーズ表現になります。

「がんじがらめ」は人生の色んなシーンで使えると思うので、いくつか例文を挙げておきますね。

【例文】

・The contract with the firm got a hold on me

⇒会社との契約が私を縛り付けてる

⇒The promise with her got a hold on me

⇒彼女との約束が俺をがんじがらめにする

・My lovely doggy got a hold on me(with a big smile)

⇒ワンちゃんが私をがんじがらめにするのよ♡(満面の笑み)

手遅れ、あとの祭り(The damage is done)

このフレーズの意味はそのままですね。

英語歌詞では「No one can save me, the damage is done」(誰も俺を助けることはできない。あとの祭りなんだ)となっています。

女性の仕掛ける「愛の罠」にどっぷりハマってしまった男性は「何て性悪な女なんだ・・」と嘆きつつも、彼女の魅力に抗うことができずに愛し続けている、そんな状態を自覚しながらのセリフです。

別の表現では「It's too late」(手遅れ)という言い方もありますが、damageの方が「被害」「自らが受けた辛さ」がニュアンスとして現れていますし、歌の響き的にも良いです。

【例文】

・You can't get away with it. The damage is done

⇒君はもう逃れることはできない。もう手遅れなんだ

・I won't let you go. The damage is done

⇒俺は君を許さないぞ。すべては後の祭りだからな

・ 「Where is zipper? Oh there it is...Oh my god!  I pee my pants! !! 」「The damage is done

⇒「ズボンのチャックはどこだ?おっと見つかった・・なんてこった!漏らしちまった!」

⇒「後の祭りだな」

まとめ

ボン・ジョビの大ヒット曲英語歌詞の中から「これは使えるで!」と思ったフレーズをピックアップしてみました。

洋楽の歌詞は生きた英語が多いので、日常英会話に使えそうなものがゴロゴロしているのが嬉しいですね。

英語好きな人や英語を勉強中の人のお役たちな情報になっていたら幸いです。

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