男の体の中で最も「男性らしさ」を表すパーツは「盛り上がった胸」です。
広く逞しい胸板は古くから「男性らしさ」の象徴で、マンガやアニメ、映画のヒーローものでも胸板を強調した描写が数多くあります。
そんな胸板を構成するメインパーツが大胸筋。
ここを鍛えることで、男の「逞しさ」「頼りがい」を表現することができるのです。
「今の時代、そんな胸板に目がいく人はいないよ」
という人がいるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?
胸板は見た目の逞しさだけではなく、心肺機能を守る筋肉が発達していることで「健康」であるという証拠にもなるのです。
健康であれば仕事も休まずバリバリできますし、何よりも病院に行かなくて良いので医療費もかさまなくて済む!(笑)
ここ、けっこう大事です。
何しろ、これから人口が減っていって、健康保険を支える税収も減ってきますから。
今まで見たいに安い保険料で済む時代が続くとは限りませんし、最悪の場合は国民健康保険と民間の医療保険を併用する日がくるかもしれません(さすがにアメリカみたいに完全に民間保険のみになるとは思えませんが)
そうなったときに大事なのは「健康を維持すること」。
その大きな目的を構成する肉体の重要なパーツが「胸板」というわけです。
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胸板(大胸筋)の効果的な鍛え方
胸板を鍛えるのに最も効果的で簡単にできるのが「腕立て伏せ」です。
室内でも外でもいつでもどこでもできるので、お金もかかりませんし、機器を使わないので手間もとりません。
ただ普通に漫然と行うだけでは効果は薄いのも確か。
その重要なポイントは「手の位置」「姿勢」「呼吸」にあるのです。
では「腕立て伏せの正しい方法」と「鍛えるべき筋肉の位置の解説」と共に、以下で詳しく述べていきましょう。
その1:腕立て伏せの姿勢の取り方
お腹を落とさず、できるだけ背中を真っ直ぐに保ったままにすることです。
2:呼吸を忘れない
できるだけこの姿勢を保ったまま(回数が重なるとどうしてもたるんできますが、そこは許容範囲で)、腕を上げ下げします。
このときに
①腕を曲げる時に息を吸い
②腕を伸ばすときに息を吐く
を心がけるとインナーマッスルも同時に鍛えられます。
息を吸う
息を吐く
以上が基本姿勢と呼吸法です。
その3:外側の胸板を鍛える
広く大きな胸板を作るときに鍛えるのが「外側」の筋肉です。
ここを鍛える方法、手を大きく開くことです。
この手の位置で最初の腕立て伏せを行います。
その4:真ん中の胸板を鍛える
いわゆる普通の腕立て伏せの手の位置です。
大胸筋の真ん中を鍛えることができます。
その5:下側の胸板を鍛える
大胸筋の下部を鍛える手の位置です。
写真では分かりづらいですが、手の位置を胸の下に置いて腕立てを行っています。
通常の腕立てでは鍛えにくい場所を集中的にビルドアップできます。
その6:上側の胸板を鍛える
大胸筋の上側の筋肉を鍛える手の位置です。
頭より上に手の位置を置いているところに注目です。
正直に言って、他の手の位置パターンよりもこれが一番きついです。
ただ効果は抜群なので、ぜひチャレンジしてほしい体勢。
一見すると誰かに謝っている姿勢に見えますが(笑)、もちろん真剣に鍛えていますよ。
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まとめ
すべての工程をまとめてみます。
①姿勢を正しく保って腕立て伏せの姿勢をとる
②腕の曲げ伸ばしの際には呼吸を伴うようにする
③鍛える胸の場所を意識しながら、手の位置を変えて行う
それぞれの具体的な方法は上記の写真と解説で述べたとおりです。
少なくとも①と②の方法だけは行うのがベター。
手の位置を変える方法は、満遍なく大胸筋を鍛えたい人向けの少し高度な知識なので、できる人だけがチャレンジしてみてください。
普通に行う分には最低限は①、②の方法を心がけてもらうだけでも、「大胸筋アップ」効果は上がると思うので。
回数や頻度はお好みのままに。
私は毎日100回を行っています。
・ノーマル腕立て50回
・大きく広げる腕立て20回
・下側の腕立て15回
・上側の腕立て伏せ15回
という感じです。大変そうに見えますが、慣れたら結構できるようになりますよ。
ということで、見た目のカッコよさと健康をキープするため(医療費の節約)の2つを叶える腕立て伏せの方法ベスト6でした。
興味がある人はぜひとも取り入れてくださいね!