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コメディ

お下品なパロディ人形映画「チーム・アメリカ」で爆笑!

2005年12月30日

2005年のアメリカ製・人形映画。

かなり過激です。

かなり笑えます。

いや正確に言うと全然笑えません。

なんじゃそりゃ?という感じですが、まあ見てくださいな。

とにかくブラックジョークとか18禁な表現満載な映画ですから。

子供とか真面目な人には絶対見せれませんけどね。

マイケル・ムーアの映画好きな人ならいけるかも!

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アンチ(反)アメリカか?

案外そうでもなかったです。

いや、えっらい皮肉ってましたよ、正義の味方アメリカ様ぶりを。

冒頭でパリの街を破壊するシーンとか、中東で無差別に暴れまくるところとか、思い切りアメリカの「力こそ正義」ぶりを風刺してました。マイケルムーアも出演してたし。(もちろん人形で)

でも私はあんまり何も感じなかったですねー。

なんでしょう?この感覚は?

やっぱりくだらないギャグのせいかな?

たぶんムーアの映画みたいにアメリカの政治を批判をしてるというよりも、映画業界をからかってるような感じが強かったからじゃないですかね。

ベン・アフレックの演技の下手さ、「パールハーバー」の駄作ぶりとかを歌にしてたりして。

映画全体で爆笑したシーン

①主人公とヒロインのベッドシーン

普通、ヒーローもの映画のベッドシーンだったら、それなりにロマンチックに描くのものだけど、これはいきなりリアルバージョン。

それもハードな方。

ひたすら生々しすぎて爆笑。

②主人公が酒場の外で嘔吐するシーン。

量が異常に多すぎて爆笑。

③ラストの会場で各国首脳に演説するシーン

3文字言葉とか4文字言葉を連発しまくり。それでも納得するお偉いさん方に爆笑。

④某独裁国のトップが撃ち落されて落下したとき、ちょうど真下にいたどこかの国の王様の帽子に突き刺さったシーン。

あれっ?な表情をしてる王様に爆笑。

上には書いてないけど、マット・デイモンだけセリフがなかったのには結構笑った。

ひたすら「まっと・でいもん」って言ってて。

あと監督は絶対アレックボールドウィンに何か個人的な恨みがあるはずですね。
でなけりゃ、あんな執拗にバカにはしない!

とにかく、くっだらな~いけど、激笑える映画であることは間違いありません。

ちなみに監督のトレイ・パーカーは、過激な政治風刺アニメ「サウス・パーク」の製作者として有名です。

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コロラド大学ボルダー校時代に音楽と共に日本語を専攻しており、日本在住経験もあり、元妻も日系人であり、日本通として有名らしいです。

追記(2016年11月)

本当に最高な映画でした。

今見てもさんざん笑いましたから。

今や北の将軍様も新しくなって、さらにクレイジー度が増してますからね。

そこに関しては、日本人的には全然笑えませんが。

マット・デイモンは、大統領選でもヒラリー支持で、トランプをさんざん叩いてましたね。

映画・音楽業界全体が反トランプだったという。

今やすっかりセレブ階級で、既得権益の代表みたいな業界になってますから、そら庶民の感覚とはズレますわな。

そういう視点で見ると、この映画で監督がなぜハリウッドセレブをからかってたが分かるような気がします。

ぜひちも10年ぶりに続編を期待したいですね。

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