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【ホビット・思いがけない冒険】真の勇気が試される英語表現を紹介!

2020年4月5日

J.R.R.トールキン原作の大ヒット作「ロードオブザリング」のスピンアウト作品です。

監督は全シリーズに引き続きピーター・ジャクソン。

主人公はロードオブザリングで魔王の指輪を破壊して世界を救ったホビット族のフロド・・ではなく、そのの養父のビルボです。

正確にはこのビルボの若かりし頃の物語で、失われた王国を取り戻すための冒険譚になります。

今回はその第一作目で使われた英語表現で心をグワシッ!と掴まれたものを紹介していきます。

「ホビット 思いがけない冒険」で心響いた英語表現

邪悪な竜によって故国を奪われたドワーフの王と、その一団が故国を取り戻すための旅の冒険です。

賢者ガンダルフは、その旅の一員にホビット族のビルボを推挙したのでした、

平和で温和なホビット族にとって「思いがけない冒険」の始まりとなったのです。

ガンダルフとビルボの会話

映画の冒頭で賢者ガンダルフがビルボを旅の仲間に誘った時、ビルボ自身はもちろん、旅の中心メンバーである戦闘部族ドワーフも彼の参加に懐疑的でした。

剣も使えず、魔法も使えず、ただ食べることが好きで快楽を求める小さな人(ホビット族)が、失われた王国を取り戻すという崇高で激しい戦いに、到底役に立つとは思えなかったからです(ただすばしっこいので偵察としての役割を期待していた)

しかしガンダルフはビルボの中にひそかに「何物にも代えがたい勇気」を認めていたのでした。

そのことがビルボとの会話で描かれています。

ある場面でガンダルフが拾った剣をビルボに渡します。

しかしビルボは首をかしげました。

「なぜ僕を?剣なんか持ったことがないのに?」

それに対してのガンダルフのセリフがこれです。

True courage is about knowing not when to take a life, but when to spare one.
真の勇気とは命を奪う時を知ることではなく、命を救うときを知ることだ

これを意訳すると

真の勇気が試されるのは命を奪うときではない。命を救うときなのだ

となります。

そうです。

ガンダルフが言いたかったのは「お前が敵を倒すことができるから渡したんじゃない。命を救うことができるからだ」ということだったのです。

戦闘技術者としてのビルボではなく、仲間を救う勇気を剣に託したのでしょう。

実際に映画のラストでビルボは最後の最後まで逃げずにいて、敵の手下に倒されそうになっていた仲間を身を挺して救ったのでした。

The courage(勇気)

is(とは)

about(~について)

knowing(知ること)

not when (~という時ではない)

to take a life(命を奪うこと)

but(しかし、むしろ)

when to spare one(思いやる時)

courage、take a life、spareが注目すべき語句ですね。

ガラドリエルとガンダルフの会話

エルフ族の女王ガラドリエルとガンダルフの会話です。

旅の途中で立ち寄ったエルフ族の拠点でガンダルフが語るシーンになります。

なぜホビットを?と訊ねてくるエルフの女王に(彼女も力のないホビット族ビルボの旅の参加を不思議に思っていた)、ガンダルフはこう答えたのでした。

Saruman believes it is only great power that can hold evil in check, but that is not what I have found. I found it is the small everyday deeds of ordinary folk that keep the darkness at bay. Small acts of kindness and love. Why Bilbo Baggins? I don't know. Perhaps because I am afraid, and he gives me courage
サルマン(先輩の賢者)はただ偉大な力だけが悪を封じられるといいますが、私の考えはそれとは違います。大事なのは些細な事なんです。普通の人々の日々の行い。闇を追い払うのは思いやりや愛情だと・・なぜビルボを?分かりません。多分、私も怖いのだと思います。そしてあのホビットは、そんな私に勇気を与えてくれる。

ガンダルフの本音が出たシーンです。

先輩であり偉大な賢者かつ魔法使いのサルマンの言う通りではなく、思いやりや愛情こそが悪を払うのだと。

そしてそれを持っているのがあのホビット族のビルボだということ。

ガンダルフと言えども恐れを感じているのだけれども、あのビルボならないつどんな時でも勇気と優しさを忘れずに、仲間を助けてくれるのだと感じていたのでしょう。それがこの言葉に表れています。

Saruman believes(サルマンは信じている)

it is only great power that (~というのが唯一の偉大な力だと)

can hold evil in check(悪を食い止めてくれる)

but that is not what I have found(しかしそれは私が思うことではない)

I found (私が思うのは)

it is the small everyday deeds of ordinary folk that(普通の人の日々行う小さな行為だということ)

keep the darkness at bay(暗闇を寄せ付けない)

Small acts of kindness and love(優しさと愛情の小さな行動)

Why Bilbo Baggins?(なぜビルボ・バギンズを?)

I don't know(分かりません)

Perhaps because I am afraid(たぶん私は怖いからです)

and(そして)

he gives me courage(彼は私に勇気を与えてくれる)

何度読んでも心に響くセリフです!

まとめ

ホビット第一作目で心に響いた英語セリフのピックアップでした。

今回のセリフは映画を見た当時よりも今のほうが胸に熱く迫ります。

たぶん年をとって周りの変化があることで、人生の本当の意味を探し始めたからでしょう。

勇気とはただ力だけではなく、心の持ちようではないでしょうか。

映画ではビルボが身をはってそれを示したシーンがいくつもあるので、ぜひ一度鑑賞してもらいと思います。

【ホビット 思いがけない冒険】熱いセリフに感動した!

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