映画館の「尿漏れ」を防ぐグッズや方法の紹介です。
空調がよく効いている映画館は意外と冷えがちです。
お腹や足元が冷えると「おしっこ」がしたくなります。
映画を楽しむためのコーラやコーヒーを買って飲んでいると、さらに「尿意」がアップ!
冷え⇒飲み物
この2つのコンボが組み合わさって膀胱を思いのままに「暴れ馬」にするという悲劇・・・
映画が始まるとその悲劇はさらに「惨劇」となり、迫りくる尿意と盛り上がる画面の両方からあなたを攻め苦しめそして耐え忍んだ挙句に、ついに・・
ジョビビ
となるわけですね(悲劇です)
こうした哀しみを起こさないためにも、映画館で鑑賞するものは普段から心がけておかなければいけない「心得」がある。
今回はそんな私の長年の劇場鑑賞、および尿意との戦い&敗戦からの学びの結果を皆様にお伝えしようかと思います。
映画館で迫りくる尿意から身を守る方法
段階別の防備ポイントを用意していきます。
順を追って紹介していきましょう。
日常編
1:骨盤底筋を鍛える
骨盤底筋とは、膀胱、尿道、体調を下から支えている厚い筋肉の集団のことです。
この部分を鍛えることで、尿道をビシッ!と締めることができます。
尿道をビシッ!と締めることで尿漏れを減らし、少々の膀胱への水量も耐えきることができるのです。
このトレーニングは非常に簡単で、今すぐにこの場でも可能。
・肛門をギュッと締める(いつでもどこでも出来る)
・タオルを両膝の間に挟んで、タオルを押しつぶすようにしつつ、肛門を締める(椅子に座りながらできる)
どうです?
これくらいならすぐにでもできるでしょう?
この体操の良いところは普段でもどこでもできますし、たとえ映画館でおしっこが漏れそうになったときでも有効ということなんですよ?
⇒もれそうな時に「ギュッ」と肛門を締めておしっこを止める
⇒もれそうな時にタオルを両膝で押しつぶして「ぐむむむっ!」と耐える
完璧です。
どちらの方法も使って、尿道を締めて「尿漏れ」しないような体質に変えていきましょう!
-
-
尿漏れや頻尿を防ぐ骨盤底筋体操を紹介
続きを見る
2:尿漏れに良い食べ物をとる
頻尿・尿漏れに良い栄養素はマグネシウムといわれています。
マグネシウムは「筋肉の収縮を整える働き」があるからです。
尿道まわりの筋肉は「尿道括約筋」なので、この部分の筋肉にも作用するわけですね。
マグネシウムを多く含む食材はアーモンドや大豆、海藻類。
こうした食品を多くとると良い効果が期待できます。
面倒であればサプリメントでも良いかと思います。
もう一つのポイントは「冷えにくい体を作る」こと。
おしっこは「冷える」と出やすくなります。
冷やさないためにも、普段から「熱い体」を作ることが大事です。
そんな冷えに良い「熱い食べ物」の代表格といえば「ショウガ」です。
ジンゲロール、ショウガオールの2つの栄養素で血管を広げて血流をよくする効果があるということ。
ショウガはスーパーでも買い求めやすいので、擦り下ろして薬味として食すもよし、ジンジャー系のドリンクでとりあえず引用するのもよしですね。
現場編
1:尿漏れパッド・おしめを装着する
鑑賞中の尿漏れの悩みの8~9割はこれで解消します。
だってどんなに漏らしても大丈夫ということになりますからね。
この方法のネックは、
・人がいる中でおしっこをするのが恥ずかしい
・おしっこが出る音が劇場が静かになったときに漏れたら恥ずかしい
・想像以上の量のおしっこが出てズボンの染みになったり、ズボンから垂れてきたら恥ずかしい
の3点に尽きるでしょう。
前の2つは「恥ずかしさを忘れろ」というシンプルな教えで解決します。
どうしても「恥ずかしい」というのであれば、大音量が鳴っているタイミングでジョボジョボ出していきましょう。
3番目は少々やっかいです。
おしっこの量はどうしようもありませんからね。
これを防ぐには以下の方法をとっていくことが大事になってきます。
2:鑑賞1時間前からドリンクを絶つ
おしっこが出やすいということは、それだけ「ドリンク」を飲んでいるという証拠です。
鑑賞前や鑑賞中に「出る」というのであれば、直前に何かを飲んでいるか、飲んでもトイレで出さなかったということになります。
なのでその対策はシンプルに「飲まない」という一言に尽きます。
飲むにしても最低でも「1時間前」には飲み切ってしまいましょう。
こうすることで、飲んだ後の一時間の間にトイレに行くことができます。
多少なりとも出してしまうと、鑑賞中に漏れたとしても出る量を減らすことができますからね。
3:飴を常備する
ドリンクを飲まないと喉が渇くし、逆に喉が渇いて咳が出やすくなります。
そういう時は「飴」を舐めましょう。
飴を舐めることで、唾液が分泌されて、喉の渇きが緩和されます。
栄養分の高い飴ならば、舐めるだけで体に良い効果が出ます。
水分を自分の体で「セルフ補給」しちゃいましょう。
4:腹巻きなどお腹を温めるものを常備する
頻尿・尿漏れの最大の敵は「冷え」です。
冷えるととにかく「おしっこ」がしたくなります。
そして劇場は空調が効いているので「冷えやすい」です。
私はエアコンの風の真下に陣取ってしまって、鑑賞中の猛烈な尿意に何度も苦しめられました。
そのときに気づいたのが「風からお腹(膀胱)を守るべし!」ということです。
どんなものでも構いませんが、できれば保温効果の高いものがベターです。
腹巻きなんかは、まさに冷えを防ぐものなので、事前に装着していっても良いですし、鑑賞前にトイレで着替えるのも良いと思います。
ストールやマフラー、ジャケット、ジャンパー、コートで下腹部を保護しても良いと思いますよ。
5:トイレの近くに席を陣取る
これは基本中の基本ですね。
対策というほどでもありませんが、意外に忘れがちなので付け加えておきました。
最近だとシネコンが映画館の主流なので、座席が上方に位置していることが大半です。
そうなるとどうしてもトイレからは離れがちですし、そもそもが劇場の出入口からトイレまでの距離が遠くなっているものです。
それでもトイレ近くに座るということは、
・精神的な安定
・他の観客の邪魔にならない
の2点のメリットがあるんです。
少しでもトイレに近い場所に座っていると「いつでも行ける」という安心感ができます。
安心感があると、いざ尿意を催したときでも意外に我慢できるものです。
不思議ですがね。
切羽詰まると体が本能的に余分なものを排出したがるでしょうから、その意味でも「余裕」を気持ちに持たせる効果があるのかもしれませんね。
もう一つの「他の観客の邪魔にならない」ですが、これはトイレに近い位置に座っていることで、もし尿意を催して立ち上がってトイレに向かったとしても、他のお客さんの鑑賞の邪魔にならない流れになるからという意味です。
鑑賞中に他のお客さんが目の前を通り過ぎると視界を妨げられますからね。
トイレに近い位置はたいていは劇場の端になるので、どうしても尿意が怖いのであれば、まずはここに陣取るのが基本中の基本ですね。
まとめ
以上が映画館で鑑賞中に尿意を催さないための予防法と、催したときの対処法になります。
これらの方法は映画以外の環境(劇場・コンサート・会議など)でも役立つのがポイントです。
要は「おしっこをしてはいけない環境」で尿意を乗り切る方法といえますね。
とくに私と同じように40代を越えた方は前立腺や膀胱まわりの病気が出やすくなる年齢ですので、迫りくる尿意の恐怖は他人事ではないはず・・・
ぜひとも今回の情報を参考にして、怒涛の尿意からパンツやズボン、スカートそしてプライドを守り切ってくださいね!