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【今でも怖い】懐かしの名作ホラーマンガおすすめ10選

2022年7月19日

背筋が凍る恐ろしいストーリーから、目を背けたくなる恐怖の描写、でもその背景にある切ない物語・・・

名作と呼ばれるホラーマンガには単に「怖い」だけでなく、何らかのメッセージ性が隠されているものも多くあって、その奥深い世界観に多くの人が引き付けられています。

もちろん普通に「怖い」だけのものもあって、どちらも嗜好の人にも寄せられる幅の広さが名作たるゆえんですよね。

今回は40代になるブログ主が子供の頃に読んで衝撃を受けた作品や、大人になってから読んで強い印象を感じた、名作ホラーマンガを10点紹介していきます。


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40代が選んだ名作ホラーマンガ10選

ゲゲゲの鬼太郎

ご存知、水木しげる氏の代表作です。

もともとは「墓場の鬼太郎」というマンガだったことから分かるように、かなり怪奇色が強い作品になっていました。

鬼太郎の誕生もかなりアンダーグランドで、母親が鬼太郎を身ごもった状態で病死し、その埋葬された遺体から生れ出ています。

お父さん役の目玉おやじも妻とともに病死した後に、目玉に魂を宿らせて復活したということ。

そのほかの登場人物も基本的には癖があって、過去に様々な歴史をもっています。

元々が妖怪好きの水木さんのマンガであることから、原作はかなり「怖め」の風貌。

人間のキャラクターも独特で、かなり生々しい雰囲気を漂わせていますよ。

元祖「妖怪ホラー漫画」として欠かすことのできない名作ですね。

妖怪人間ベム

1968年にスタートしたアニメシリーズです。

科学者の手で作られながらも失敗してしまい、人間ならざるものとして細胞から誕生した親子という設定です。

アニメで見た当時は、序盤でベム、ベラ、ベロが生まれてくるシーンは本当に怖くて、ベラが怖い顔で「シャーッ!」と叫び声をあげるシーンは「ひやーっ!」と毎回、テレビ画面の前から逃げていました笑

人間になりたいのだけれども、人間社会からは疎まれ、恐れられる存在。

でも人間を守るために秘かに怪物たちと戦う、というストーリーです。

アニメ版では最後は尻切れトンボ的に終わってしまったので、コミカライズされたバージョンを読んでみたいなと思いますね。

うしろの百太郎

つのだじろう氏による心霊マンガです。

子供の頃に親戚の家に置いてあって、何気なく読んでみると、あまりにもの絵の怖さに凍ってしまった思い出があります。

劇画調のマンガなので、幽霊もリアルなんですよね。

心霊を研究する科学者の息子が主人公ですが、彼の守護霊が主人公に襲い掛かる様々なトラブルから守ってくれる設定になっています。

キャラクターはどれも「おどろおどろしい」描写で描かれているので、何をしてもどんなシーンでも「怖い」と感じてしまうのがミソ。

子供の頃に読んだからそう思うのかなと思いましたが、今見ても相変わらず「怖い」です。

心霊現象を解明するというテーマは真面目なんですが、とにかく絵が怖いという印象の名作ですね。

恐怖新聞

うしろの百太郎と同じ作者によるホラーマンガです。

1970年代初頭のオカルトブームに乗った形で登場したためか、幽霊だけでなくUFOやドッペルルンガーなどのオカルトや超常現象にも幅を広げています。

主人公の部屋にバリン!と窓を破って投げ入れられた新聞には不幸な未来が書かれており、それを読むごとに寿命が縮むという「恐怖新聞」。

色んな意味で「怖い」設定ですが、絵の「おどろおどろしさ」がそれに輪をかけています。

うしろの百太郎と並ぶ「心霊マンガ」の草分け的存在ですね。

魔太郎が来る!

藤子不二雄A氏のホラーマンガです。

いじめられっ子の主人公が毎回相手に復讐するという話ですが、その方法とか持って生き方がすごく怖いです。

小学生の頃に児童館でよく読んでいましたが、主人公の魔太郎が「コノウラミハラサデオクベキカ」(確かカタカナだった)と呟く時の顔と背景のイラストがやたらと怖かった思い出がありますね。

作者も「子供の頃にいじめられた経験をもとに仕返しの話を考えた」と語っているだけあって、感情の動きや手段がやたらと生々しくなっています。

人間の負の面を少年を通じて描いていて「ドラえもん」とは正反対のダークヒーローというべきか!

復讐マンガの古典的名作ですね。

へび女

楳図かずお氏のホラーマンガです。

ホラーマンガの鬼才として数々の名作を生み出してきた氏の中でも、とくに印象が強烈な作品です。

梅図氏のマンガはどれも怖いので「これ」とピックアップするのは難しいのですが、初期の代表作で「へび女」は間違いないかなと思い、取り上げさせてもらいました。

少女漫画での連載だったためか、絵が基本的には可愛いいのが特徴です。

しかし「目が無邪気」なのに、それ以外の恐怖な描写の反比例が強烈。

不気味な姿態と相反する形になっていて、これがとにかくビジュアルインパクト大なんですよ。

狂気と不気味さを表現させると「天下随一」の梅図氏ならではの恐怖。

その中でも特に美しさと怖さの両方が屹立している「へび女」は、楳図ワールドを代表する名作ですね。

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富江

ホラー漫画の巨匠、伊藤潤二氏の代表作です。

伊藤氏のマンガの特徴はグロテスクと幻想的な不気味さにありますが、富江はとくにその魅力が引き出されています。

美し過ぎる富江と彼女に言い寄る男たち・・・

富江がもたらす恐怖の数々・・・

人の怖さと禍々しさが伊藤氏の筆力によってパワーアップしてますね。

映画化にもされ、映像にも映えやすい伊藤氏のマンガの特徴が最大限に活かされた名作ですよ。

デビルマン

永井豪氏によるバイオレンス・ホラーマンガです。

後にアニメ化されて私も子供時代によく見ていましたが、原作となる漫画はヒーロー的な要素は少なく、スプラッターやバイオレンスな描写が中心になっています。

悪魔による攻撃や人間同士の争いなど、描かれるマンガは「えげつない」です。

劇画調なのも拍車をかけていますね。

ただ漫画としての描写はバイオレンスですが、ストーリーは奥深いです。

悪魔と神、人間をそれぞれの立場から浮かび上がった矛盾や葛藤、愛や不信が鮮烈に描かれています。

人間の業の深さもえぐり取られていて、時代を越えた「人間性への問いかけ」を感じさせてくれますね。

ホラーとしての恐ろしさやグロテスクさ、人の心の闇を鋭く切り取った名作だと思います。

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寄生獣

1990年代に人気を誇ったアクション・ホラー漫画です。

地球外生命体の侵略を描いており、人間に寄生して捕食したり攻撃したり宇宙人の姿はけっこうグロテスクです。

全体的な絵柄がすっきりしているので、そこまで「えげつなさ」を感じませんが、時折見せる寄生した生物による攻撃はスプラッター的な凄みを感じます。

寄生した宇宙人が人間側に立って、そうでない側と戦う話に展開していくので、ある意味「ダークヒーロー」に通じるものがあるかもしれませんね。

先達のホラー漫画家による「人間を中心にした恐ろしさ」から「人間ではない地球外生命体による恐ろしさ」を描いた秀作として、今後も語り継ぐべき名作だと思います。

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東京喰種トーキョーグール

人間を捕食するグールを描いたホラー作品です。

2011年から2018年まで連載された漫画ということで、ミレニアム世代の新しい潮流のホラーといえますね。

人間社会に紛れ込むグールと呼ばれる食人種に襲われた主人公が、自らも半グールになってしまったことで、グールとの共生を目指す・・的な内容になっています。

異種と融合する筋立ては「進撃の巨人」でも見られますが、様々な人種が移り住むようになった現代日本の、それも大都会東京の実情を反映した内容とも言えなくもありません。

絵柄がキレイなので、前出した古典的ホラーマンガとは一線を画しています。

基本的には「葛藤」「共生」「希望」が物語の底流にあると感じますし、単に「怖い」というよりは「あるべき未来への模索」的な何かを感じます。

価値観が複雑になった現代社会だからこそ、生まれたホラー作品なのかもしれませんね。

映画化もされ、海外でも人気が高い現代の名作ホラーです。

まとめ

名作といわれるホラーマンガを10点取り上げてみました。

冒頭でも述べましたが、どれも単純に「怖い」というだけではなく、背景に人間が抱える様々な悩みや葛藤が映し出されていると思います。

作品を通じて人の業の深さを炙り出し、そこから何かを感じ取ること・・・

著者がそれを意識して書いたのかどうかは分かりませんが、名作となった作品にはどれも「思想」「信条」が多かれ少なかれ散りばめられているように感じます。

だからこそ多くの人の支持を受け、今でも読み継がれているのかもしれませんね。

単に怖いホラーではなく、人として何かを得るためのホラー。

少なくとも私はそんな「ホラー」が好きです。

皆さんは、どのようなホラーに魅力を感じるでしょうか?

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