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強さと哀しさを備えたドラキュラ映画ランキング【3選】

2021年8月13日

ドラキュラ映画といえば「血を吸う悪魔」というイメージがありますよね。

子供の頃にテレビでよく見たドラキュラの映画は、マントを着て牙を生やした恐ろしい顔で美女の首筋に歯を立てるというのが定番でしたっけ。

完全にモンスターの扱いで、シンプルに「倒すべき存在」「怖い存在」でしかありませんでした。

しかしそれから十数年経ってから見たドラキュラの映画は「哀しみ」「憂い」「やるせなさ」を帯びた色彩で鑑賞者に迫り、もとは人間だった頃のやむにやまれぬ選択肢の結果「悪魔」に魂を売ってしまったという「人間ドラマ」がその背景にはあったのです。

そんなドラキュラのベスト3を今回は紹介したいと思いますよ!

ドラキュラ映画ベスト3

1位:インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

トム・クルーズブラッド・ピットキルティン・ダンストという、当代随一の美男美女俳優が主演を務めた話題の作品です。

映画のタイトルにあるように、始まりは現代でクリスチャン・スレーター演じる記者がに「自分がドラキュラだ」と語るブラッド・ピットにインタビューをするシーンで始まります。

ブラッド・ピットはドラキュラのボスであるトム・クルーズに数百年前に無理やりドラキュラに変えさせられ、その後に両親を失った少女を仲間に入れた3人で長きにわたって人間社会を生き延びるわけです。

何よりも目を奪われたのは、トム・クルーズの金髪姿

もともと黒髪のクルーズでしたが、持ち前の端正な顔つきに実によく似合ってましたね。

全盛時のブラッド・ピットももちろん美しくハンサムで、少女ヴァンパイア役のキルティン・ダンストのコケティッシュで妖しい魅力とともに、まさに「ザ・ヴァンパイア」なトリオ。

この物語の魅力はヴァンパイアと人間の良心のはざまで揺れ動くブラッド・ピット演じるルイと、生粋のヴァンパイアで冷酷なレスタトとの比較にあります。

人としての気持ちを失ったレスタトは人間をまるで生贄のように扱い、血をすするのですが、ルイは長く生き抜きつつも、人の血を吸うことにためらいを持ち続けるのです。

「血」を「お金」と考えれば、資本主義の権化の象徴がレスタトで、ビジネスと社会の調和を目指すホワイト投資家のような立場がルイという感じでしょうか?

やがてレスタトに反逆した少女ヴァンパイアのクローディアに引きずられるように、ルイもレスタトを追い詰めて殺すことになります。そんなクローディアも命を落とすことに。

そして最後に現代まで生き残ったルイがインタビューを受けることになるのですが、最後の最後にレスタトが・・・とまあ、ここままだ未見の人がいたらいけないのでお楽しみに。

全盛時の美男コンビが繰り広げる美しさと怖さ、傲慢と良き心の心理描写は見どころですよ^^

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2位:ドラキュラZERO

実在したヨーロッパの小国、ワラキア公国の王ウラドがドラキュラになって敵国トルコに戦いを挑むアクション・ホラー作品です。

ウラド王がトルコ帝国との戦いを決断し、山に住む魔物の力を借りて、ヴァンパイアパワーでトルコ帝国軍を撃退するというのがメインストーリーですが、その間にあるウラドの哀しみ、恐れ、諦め、という人間的な心の動きに引き込まれました。

帝国に従って生き抜いてきたワラキアでしたが、人質を差し出さなければならない小国の哀しみを背負い、王として一時は従属を申し出ますが、最後は誇りを失わずに破滅的な戦いを挑むのです。

そのために圧倒的な魔力を持つヴァンパイアに自らがなり、一時は帝国軍を圧倒しますが、敵王のはかりごとで愛する王妃を失うのです。

3日間という限定つきだったウラドのヴァンパイア化でしたが、王妃の死を目にして永遠の命を覚悟し、その力で再び帝国軍を破滅に導くのでした。

永遠の命。

その力は非常に魅力的ですが、太陽の光を見ることができず、人の生き血をすする悪魔となって生き延びることは、誇り高いウラド王には耐えがたいものだったに違いありません。

しかし王国を救うため、生き残った兵士たちをヴァンパイアの仲間に引き入れて帝国軍と戦い、ついに勝利するのです。

ヴァンパイアとなったウラドの圧倒的なパワーと魔力は「それってアベンジャーズじゃないの?」というくらいに超人じみて(蝙蝠の大軍を自在に操るとか)、伝統的なヴァンパイア像からかけ離れていましたが、アクション大作として見る分には見ごたえ満点でした。

ウラドをヴァンパイアに変えた魔物の怖さもいい感じでレトロでしたね。

現代に場面が移ってウラドも魔物も今風の姿で現れ、続編を期待させるラストシーンは意味ありげでした。

その後の展開についての詳細はこちらでどうぞ。

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3位:ドラキュラ

ゲイリーオールドマンがドラキュラを演じる本格派ロマン系ドラキュラムービーです。

1992年公開ということで、当時人気があったウィノナ・ライダーがヒロインを演じ、恋人役にキアヌ・リーヴスが配役されていました。

映画全般を彩るのが19世紀のヨーロッパ文化の重厚さと荘厳さ

監督が巨匠フランシスコ・フォード・コッポラなので「古典的な美しさ」をベースに置いた演出を目立たせていましたね。

ドラキュラを倒すヘルシング教授には「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスが演じていて、監督から俳優まで「超一流」の布陣で臨んでいます(演劇にしてもよいくらい)

国王だったドラキュラ伯爵がトルコとの戦いの後に帰国した時に、伯爵の死の虚報に悲しんだ妃が投身自殺をしたことで、伯爵は神への復讐を誓う悪魔に変身します。

その後出会ったヒロインが亡き妻にそっくりだったことから、ヒロイン、婚約者、ヘルシング教授らを巻き込んだ愛と戦いの展開になっていくわけですね。

基本的にはモンスターバトルストーリーですが、なにせコッポラ監督がメガホンをとっているので、全ての描写が美しく残酷なのがすごく印象的でしたね。

ドラキュラ城にいたヴァンパイアの女性たちの美しさと恐ろしさ(まるで蛇女のようだった!)がものすごく記憶に残っていますし、ゲイリーオールドマンの年老いたヴァンパイア姿と妙な髪型が西太后のようなアジア風に見えて、コッポラ監督独特の美学が感じられたと思います。

後にモンスターハンター、凄腕の殺し屋という影のあるキャラを得意とするキアヌも、この作品ではすごく真面目な好青年を演じているのが新鮮でした。

古典的な映像美と残酷さに心奪われる名作ですよ。

まとめ

ドラキュラ映画のマイベスト3を挙げてみました。

今まで色々なヴァンパイアものを見てきましたが、以上の3つが最も記憶に残っています。

ヴァンパイアの美しさと冷酷さ、その裏側にある哀しさと儚さに惹かれるのでしょうね。

これからもドラキュラ映画を見続けますよ!

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