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【海外ニュースで英語学習】シニード・オコナ―、イスラム教に改宗する!

更新日:

 

1990年に「Nothing compared to U」で有名になったアイルランド出身の女性シンガー、シニード・オコナ―に関するニュースです。

以前からカトリック教会に批判的な発言を繰り返してきたシニードですが、ついにイスラム教に転向するということ。

その真相は如何に?

ニュースに使われている英語を取り上げつつ、その実態に迫っていこうと思います。

 

イスラム名は”シュハダ・ダビト”

 

このニュースを知ったのは、BBCのpodcastのglobal newsを聞いているときに、今回の記事タイトルの英語が出てきたことからです。

 

Sinéad O'Connor converts to Islam

 

convertは、「変換する」「改変する」という意味の動詞で「シニード・オコナ―がイスラム教に転向した」というのはスッと耳に入ってきて「なに?!」となったわけです。

彼女に関しては以前にもこのブログで取り上げたこともあって、カトリック協会に対する過激な言動がすごいなあ、と感心していたことを思い出し、今回の宗派替えもそれほど奇異に感じませんでした。

www.yougaku-youga.com

その一方で、幼いころに母親から虐待を受けていたらしく、そのことが遠因となったのか、ずっと精神的な不安定さを抱えているということも併せて様々なメディア情報で目にしてきました。

今回のイスラム教への転向も、心の平安を求めての結果なのでしょうか。

www.theguardian.com

イギリスの大衆メディア「ザ・ガーディアン」ウェブ版からの情報をまとめてみると、

 

・歌手のシニード・オコナ―がイスラム教に宗派替えした

 

・新しい名前はシュハダ・ダビト

 

・知的な神学研究の旅の自然な結論としてイスラム教に至った

 

・すべての聖典研究はイスラムに通じ、ほかの聖典は余分なもの

 

・イスラムのコミュニティが私を受け入れてくれてとても嬉しい

 

・ここ数年間、精神的な疾患に悩まされ続けてきた

 

・自殺願望をもったことがある

 

・薬物の過剰摂取もしていた

 

・この8月に4年ぶりの新曲「マイルストーン」をリリースした

 

・ニューアルバム「No Mud No Lotus」を準備中

 

・2019年10月以降にリリース予定

 

となっています。

精神的に不安定が状態が長く続いたせいか、その心の隙間を埋めるように寄り添ってくれたのがイスラム教になったのかもしれません。

 

She also posted a YouTube video of her making the Islamic call to prayer(イスラム教の祈りをyoutubeに投稿した)

 

多分これだと思います。

 

www.youtube.com

 

即席で作ったアカウントのようで、顔写真もなく、彼女が1人で歌うシンプルな動画になっています。

イスラム教の国でよく聞く歌のように思えますので、これが祈りというものでしょうか?

一方で集まったコメントの多くは批判的なものが大半で、好意的に受け入れられているように見えません。

ローマ教皇の顔写真をテレビ番組の場で堂々と引き裂いたシニードの前歴が、カトリック信者の心証を悪くしているのは確かでしょうし、薬物や精神的な不安定さを持つという点でも「まともな人」ではないというイメージを与えていると思います。

ただそんな反権威でエキセントリックな性格をもつ彼女だからこそ、西洋社会では圧倒的主流派であるキリスト教から、永遠の宿敵ともいえるイスラム教に転向したのは不思議と納得がいくような気がします。

 

She was ordained as a priest in 1999 by the Irish Orthodox Catholic and Apostolic church – the group are not officially affiliated with the Catholic church, who do not allow the ordination of women as priests.

 

1999年にはアイルランドのオーソドックス・カトリックとアポストリック協会の司祭に任命されていますが(ordained as a priest)、この教会はカトリックからは関連団体と認められておらず(not officially affiliated with the Catholic church)、女性司祭の存在も許可されていません。(do not allow)

 

Her full new name is Shuhada’ Davitt, using the surname she gave herself when she changed her name to Magda Davitt in 2017. She said at the time that she wanted to be “free of the patriarchal slave names. Free of the parental curses.”

 

フルネームはシュハ―ダ・ダビトで、surname(名字)の部分「ダビト」は2017年にマグダ・ダビトに改名した際に使ったもの、家父長奴隷制度(patriarchal slave)の象徴的な名前からの解放を望んだことで、もっといえば両親の呪いから自由になりたかったから(free of)、ということのようです。

  

She became disillusioned with Catholicism in the wake of child abuse scandals in the church

 

シニードがカトリックに幻滅(disillusion)を感じたのは「教会での幼児虐待スキャンダル(child abuse scandals)」がきっかけ(in the wake of)だったという意味。

彼女のヒット曲である「nothing compared to U」のビデオで流していた涙や、その後の発言などを鑑みると、幼少時の家庭環境がかなりトラウマになっていることは容易に想像できます。

「心の救済」」こそが宗教の大きな役割のひとつであり、どんな形であれ、何かに帰依することで彼女が心の平安を保てるのであれば、薬物に頼るよりはよほど良いことだとは思いますね。

 

まとめ

 

過激でパンキッシュなイメージが強かったシニード・オコナ―がイスラム教に改宗したというニュースに驚いた今回の洋楽ニュース。

エキセントリックな言動の末に下した決断・・

常に不安に悩まされ、心の救済を求め続けた人生の決意がそこにはあったのかもしれませんね。

今回、気になった英語は「convert to」と「disillusion」の2つです。

変える、変更するという英語は「change」を思い浮かべますが、convert toという落ち着いた単語を使うことで、英文全体に機能美を感じさせてくれます。

disillusionedも、lose illusion(幻想を失う)とせずに、一文字で「幻滅する」に言い替えられる機能性は大好きです。

どちらもシニードの女前な決断力を表しているようで面白い^^

英語は「短く早く伝える」ことで最大限の効果を発揮する言語だと思うので、こういった「言い換え」の単語・フレーズに注目して英語を見聞きしていくのもありですね^^

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