ガンズの再結成ライブを順調にこなすアクセル・ローズだが、次になんと、あのAC/DCのツアーボーカルを担当することになったという驚きの声明。
驚きの「アクセル&AC/DC」コラボ
ガンズ再結成だけでのお腹いっぱいなのに、今度はAC/DCのフロントマンかよ!と(笑)
どちらのバンドも好きな自分にとってはすごく嬉しいニュースなんだが、それにしてもなぜアクセルが?という疑問も生じたわけだ。
そういうことだったのか、と。
AC/DCのフロントマンであるブライアン・ジョンソンは、以前から聴力に問題があったらしく、今回のツアーだけではなく、音楽活動そのものからも引退を示唆しているという。かなり悪い状態なのだろう。
from: Guitar World
だけどなぜそこにアクセルが噛んだのか?という疑問もでてくるわけなのだけど、もちろん現地情報に詳しいわけでも、音楽業界の裏事情に詳しいわけでもない自分にそのことが分かるわけはない。
ただ再結成のライブ動画を見たところ、どうもアクセルの声はかなりの程度に昔のあの金切り声に近い状態に戻っているようだし、ブライアンの声もかなり悪魔的な金切り声を放っていたから、彼らの音楽的相性は良いだろうと思われ、そのへんが今回の起用につながったのではと思う。
さらにAC/DCほどのビッグバンドになると、そのフロントマンの穴を埋めるぐらいのネームバリューを持ったボーカリストというのは、そうはなかなかいるものではなく、そこへきてアクセルの起用は、キャリア的にも音楽的嗜好性的にもまずまずマッチしてるとも思われるし、なによりもガンズは最近再結成を果たしたばかりで、世間の話題性が高まっている、うまくいけばツアーにもガンズファンを取り込める、すなわち「商業的にペイできる」という大人の計算が働いたのではないかと。
そしてこういう図式が予想されるのだ。
①ブライアンの休業
①アクセルの声がマッチング
②アクセルのネームバリューもマッチング
③再結成ガンズの話題性もマッチング
④お互いのマネーメーク(儲け話)がマッチング
バンドを長く続けるには、おそらく一番の問題がマネー。
これをクリアしてきたバンドこそ、何十年と続けていられると思う。
それはビジネスの才覚というべきなのだが、この二つのバンドはそちらでもかなりビッグな才能をお持ちなのではと。
そしてどちらも結構お金にはシビアな感じがするが・・
そのへん、どうでしょう?
AC/DCのお家事情
実はAC/DCは2年前にも、バンドの屋台骨だったマルコム・ヤングを認知症で失っている。もちろんまだ亡くなったわけではないのだが、ミュージシャンとしては完全に姿を消したといわざるをえない大事件だった。
そして今回のブライアンの引退を示唆したツアー降板。
AC/DCならではの重低音を売りにした音楽と長年にわたる過酷なツアーが、彼らの肉体に想像以上のダメージを与えてきたのだろうか。
聴覚を失うことは、ミュージシャンとしてだけでなく、人間としても非常につらいことだと思うので、ブライアンにはとにかく無理をしないで、ゆっくりと静養してほしいと思います。
まとめ
一方のアクセルは、 4月16日のガンズのライブにはアンガス・ヤングがゲスト出演したこともあって、すでにツアーへの参加は了承済みだったと思われる。
オリジナルメンバーでの再結成と、AC/DCのボーカル参加。まさにアクセルにとって人生の折り返しになるような劇的な一年の始まりの予感、というべきか。
というか、これ以上に素晴らしいことが何かほかに考えられるか?
・このままAC/DCのレギュラーボーカルとして定着
・エアロスミスのツインボーカルとして再デビュー
・ローリングストーンズのキースと新しいバンドを結成(ハリウッドバンパイアみたいに)
完全に妄想だけど、どれも実現してほしい夢のコラボたち。
もちろん本業のガンズ活動をメインにという条件つきだから、そのへんは忘れないでくれよ、アクセル御大(笑)
Guns N' Roses' Axl Rose to join AC/DC
I hope thier tuor is going to get success and brian's ear problem will recover as possibe as it can be.