ジャズといえば、マイルス・デイビスをまず先に思い浮かべるジャズリスナーの方も多いと思うけど、実はビル・エヴァンスのほうが人気があったという驚きのセールス結果。
エヴァンスが特に日本で人気のある理由は、おそらく日本人独特の繊細さや抒情的なところの好む国民性も関係していると思う。
加えてエヴァンズの愁いを含んだ、都会的でダンディなルックスも人気が出る要因なのだろう。
ビル・エヴァンスは以前にこのブログでも取り上げていて、そのときに触れた「美しく穏やか」なピアノの調べは今でも好きだし、これからもきっと変わらないと思う。
仕事でストレスがたまったときや、プライベートで悩みや心配事が重なったとき、彼の曲を聴くと本当に心から休まる気がする。
最も売れたジャズアルバムということは、それだけ多くの人の心や感性に響いたということ。
皆と同じくエヴァンスの楽曲に心震わされた一人として、これからも長く愛され続けてほしいと思う。