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神曲決定!ターミネーターのサントラ「ユークッビーマイン 」【GNR】

2011年6月19日

ガンズの3作目となるオリジナルアルバム「use your illusion」からのシングルカット。

ターミネーター2でも使われ、さらにバンドのオフィシャルビデオにも、ターミネーター役のアーノルド・シュワルズネッガーが出演したことで話題を呼んだ。

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物議をかもした3ndアルバム「USE YOUR ILLUSION 」

91年に映画は公開されて世界的なメガヒットとなったT2と同様、バンドのアルバム「use your illusion」も2枚同時に世界各国のチャートの1,2位を独占した。

アルバム2枚別々に売り出すというアイデアは当時からメンバー間の軋轢の原因の一つとして考えられていたようだが、そうではなくバンド側が一枚として売ろうとしたのに、レコード会社側が「2枚にすれば売り上げも倍増する」として発売を強行した、という説もあるようだ。

どちらが本当かどうかはよく分からないが、営利目的のレコード会社が世界的なモンスターバンドに成長したガンズの生み出す作品を、できるだけビジネスに活用しようとしたのは当然のことだと思う。

そしてこういった揉め事や騒動もろもろも、ショービジネスの本場では昔から繰り返されてきたアーティストとスポンサーとの軋轢だろうし、そしてそれさえも商売に転化すようとする「プロレス」的な興行の一種なのだろうと思う。

こうしたビジネスサイドの動きに対し、バンド側はレコード会社や音楽評論家などを実名でこき下ろした曲「get in the ring」をニューアルバムに収録したり(さすがにライブでは聴くことは無かったと思う)、アルバムが発売される前のプレツアーで、アクセルが観客に向かって「アルバムを買うな!」と不買運動を呼びかけるなどの、かなり挑発的なアクションを起こしたようだが、結局は見事アルバムは爆発的セールスを獲得したというのだから、時代はまさにガンズの流れだったのだ。

ターミネーター2といえばこの曲!

さてこの「you could be mine」だが、これはもはやターミネーター2なしでは語れない曲である。

僕自身はもともと洋楽番組でプロモビデオを事前に見ていたこともあってか、映画の断片を知ることのできた映像によって、見る前からT2への期待がいやましに高まっていた。

高校3年の夏の終わりだったか、友人と映画館の一番前に座って、ひそかに隠し持ったテープレコーダーで映画の音声を録音することすらしていたっけ。(今思うと、何でそんなことをしたのか意味不明だが)

映画におけるこの歌の挿入シーンは、少年時代のジョン・コナーが、ターミネーターに追いかけられてバイクで逃げる一連の流れだ。

この場面の少し前のゲームセンターで、シュワちゃんがドアップで画面に出てきた頃から興奮し始めていたのが、この逃走シーンでかかった曲にさらに心臓がヒート!(ジョジョ風に)

動画にも写っているが、あれは歴史に残る映画音楽の最高にマッチした形だと思う。
これほど心躍るサントラを過去現在と聞いたことがない。

そしてプロモビデオのアクセルを始めとする、ガンズメンバーも最高に格好いい。
なんといってもアクセルが若いのだ!!

この頃のアクセルは30代になるかならない頃だろうから、ロックミュージシャンにとって最も脂に乗った時期だろう。

それから18年後にターミネーター4が公開されるわけだが、そして当然ながら観にいったのだが、驚いたことにこの映画にもガンズの曲が使われていたのだから驚いた!

you could be mine!

バイク型ターミネーターに追いかけれらた未来のジョン・コナーが、罠を仕掛けて待ち受けるシーンだったのだが、嬉しい驚きとはまさにこのこと。

曲が使われてるなんてまるで知らなかったので、もう鳥肌立ちまくり!

深夜のレイトショーで見に行ったのだが、曲のイントロがかかった瞬間に「おおっ!」と辺りをはばからず大声を出してしまったぐらいだ。(幸い夜だったためか、客は少なかった)

個人的には主演のクリスチャン・ベールよりブライス・ダラス・ハワードの方が印象深かった。

というか、めちゃ好みですがな。

気品に満ちた美しさというのだろうか。

ナイト・シャラマン監督の「ビレッジ」でもそうだったが、彼女はなにかこう、心に残る美貌をしていると思う。

映画自体は興行成績的にいまいちだったらしく、次の5が出るかどうかは完全に微妙のようだが・・・

せっかくシュワちゃんが映画界にカムバックするかもしれないのだから、スタートレックのように10まで作っていただきたいと強く願う次第である。

まとめ

最後はターミネーターの感想レビューになってしまったが(笑)、もちろんyou could be mineが時を越えたT2の最高のBGMであることには変わりはない。

ただこの曲は若いころのアクセルの声量だと可能な歌で、今の年老いた彼が当時と同じ声を出せるかといえば、それは少し難しいかもしれない。

昔と比べて太ってしまっているし、喉が脂肪で押しつぶされてそうな気もしないではないし・・・

とはいえ、今は今なりの歌い方を確立しているだろうから、もしこの歌をアクセルがステージで歌うことがあれば、そのときは熟年バージョンの落ち着いたT2を聞かせて欲しいと思います。

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