昨日テレビの旅番組で津軽三味線を聞いたのが、今日のブログ記事につながった。
三田村邦彦と水戸黄門の角さん役の俳優さん(名前を忘れた)がレポーターで、二人が青森の様々な町を巡る番組。
強風を防ぐ木壁やストーブ列車など、その地方独特の景観や風習を見れて色々と面白かったのだが、中でも津軽三味線は素晴らしかった。
たった3本の弦が織り成す、玄妙な世界。
実に奥深いと感じた。
寒風吹きすさぶ北国の夜、これを聞いてるだけで、精神の深部に沈み込んでいくような感覚を受ける。
神秘的というべきか。
津軽三味線でいうと、吉田兄弟が最近では有名だが、元々はこの高橋竹山氏が世に津軽の音を知らしめた。
高橋 竹山(たかはし ちくざん、1910年(明治43年)6月18日 - 1998年(平成10年)2月5日)は津軽三味線の名人。本名高橋定蔵。一地方の芸であった津軽三味線を全国に広めた第一人者である。 演歌歌手北島三郎が歌った『風雪ながれ旅』のモデル。
(ウキペディア「高橋竹山」から引用)
世界に誇るべき日本の名音。
まさに心震えるソウルアーティストである。